「中央区を、子育て日本一の区へ」こども元気クリニック・病児保育室  小児科医 小坂和輝のblog

感染を制御しつつ、子ども達の学び・育ちの環境づくりをして行きましょう!病児保育も鋭意実施中。子ども達に健康への気づきを。

行く年、来る年のごあいさつ よいお年を。新年1月4日午前10時から、診療開始致します。

2015-12-31 00:00:01 | 小児医療
<行く年、来る年のごあいさつ>

こんにちは、小坂クリニックです。

2015年、思い出の多い一年であったことと存じます。

小坂クリニックも、ブックスタート事業を開始することや、区政の場に復帰しての医療保健福祉の提言をすること、子ども達への補講の取組みを始めたこと等、日々の診療・病児保育・子育て広場事業を基幹に据えつつも、いろいろ試行錯誤の一年となりました。

いよいよ、2016年。東京五輪も一年一年と近づいて参ります。

皆様にとりまして、来年もまた、素敵な一年となりますことをスタッフ一同、心よりご祈念申し上げます。

これからも、小坂クリニックは、いつでも(24時間・365日)・どこでも(学校・地域の子ども達と関わられる皆様・NPOと連携して)・あらゆる手段を用いて(医学・心理分野にとどまることなく、法律・行政分野などの多角的視点を持って)子どもの健やかな成長を守る小児科でありたいと考えています。
小児医療、子育て支援・教育などのどんな御相談でもお気軽にお持ち下さい。決してひとりでは抱え込まないで下さい。

どうか、子ども達が元気に遊び・学んで、ご家族みんなが健康で幸せいっぱいの一年でありますように。

一年間、ありがとうございました。



               2015年 大晦日   
               小坂こども元気クリニック・病児保育室
                         院長 小坂 和輝
        日々の情報発信⇒ブログ『中央区を、子育て日本一の区へ』
               http://blog.goo.ne.jp/kodomogenki


<小児医療や子育て支援の現場で現在実践中のこと>

◎抗生剤の適正使用に向けた啓蒙
こどもの風邪のほぼ9割は、ウイルス感染によるもので、ウイルスには抗生剤は無効です。にもかかわらず、「風邪=抗生剤投与」という安易な処方に伴う耐性菌の出現や、子どもの体へのアレルギー等の悪影響を防いで参ります。

◎聖路加国際病院からの地域臨床研修医の受け入れ
厚生労働省から『臨床研修協力施設』に認定されており、臨床研修の医師が、地域医療研修のため当院に参ります。来年度は7名の予定であり、診察室でご一緒いただきますが、ご協力の程、よろしくお願いいたします。

◎病児保育事業及び病児お迎えサービス
18時半までの保育延長の対応や土曜日の実施、病児お迎えサービス(保育園での急な発病の場合、親御さんに代わって当院スタッフが、保育園に出向き、そのまま当院で病児保育へ移行)等も含め病児保育サービスを実施。

◎乳幼児健診における全例の視力スクリーニング
新しく開発された機具を用い、視力スクリーニングを区の乳児健診児の全例に実施し、目の異常を早期発見。

◎“心のワクチン(知識をつけて、身を守る)” ブックスタート事業
健診や予防接種で来院の赤ちゃんに、選定した絵本と接する機会を付与。

◎子育て体験講座『あすなろ倶楽部』
お子さんの発達に合ったいろいろな遊び、絵本紹介、しつけ方法などNPO法人あそび子育て研究協会の先生にお話していただく少人数制の体験講座。参加されている親御さん同士の交流のきっかけとなる場としても。

◎五歳児健診及び発達相談
発達障害等を五歳児健診により早期に発見し、小学校生活にスムーズな移行ができるように早期対応。

◎不登校外来
いじめ、不登校、自殺はなくし、子どもを守ることが、大人そして私達小児科医師の絶対の使命です。悩む子どもにとって、学校は、命を削ってまで、行くところでは、決してありません。一緒に、考えて行きます。

◎学校の授業の補講『三丁目の補講』事業
小中学校の授業でわからない点、つまずく点を、なんとか回答に近づけるように一緒に考えます。通級学級や特別支援教室参加のためにクラスの授業が抜ける部分の対応なども専門家の助言のもとでの実施を検討中。

◎子育て広場事業
武道教室やリラクゼーションなど子育てに関する地域活動団体に、子育て広場としての活動の場を提供。子育て支援のアイデアのお持ちのかた、そのアイデアを是非とも実現してください。実現の広場を提供いたします。

等々

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