「中央区を、子育て日本一の区へ」こども元気クリニック・病児保育室  小児科医 小坂和輝のblog

感染を制御しつつ、子ども達の学び・育ちの環境づくりをして行きましょう!病児保育も鋭意実施中。子ども達に健康への気づきを。

2022.4.22 抗原検査(-)

2022-04-22 08:23:34 | 日程、行事のお知らせ

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Q:5−11歳の子どもたちにもワクチン接種は、やったほうがいいですか?

2022-04-22 05:22:00 | 小児医療

Q:5−11歳の子どもたちにもワクチン接種は、やったほうがいいですか?

A:

3月から5−11歳の子どもたちにもワクチン接種が開始されました。

現在オミクロン株の広がりとともに少しずつ子どもたちの間にも流行してきています。

感染する子どもたちが増えることで、クループ症候群、肺炎、けいれん、嘔吐・脱水などの中等症や重症例の数も増えてきています。

接種の考え方は、まずは、周囲の大人が接種をすること、基礎疾患のある子は接種をすることを日本小児科学会が提言しています。

メリットとしては、感染予防とかかったときに症状を軽くする効果があります。

デメリットは、副反応がありますが、概して、12歳以上のワクチンより頻度は少ないと言われています。
主なものは接種部位の痛み・腫れ、疲労、発熱など。ごくまれに心筋炎・心膜炎の報告がありますが、全例回復しています。

接種にあたっては、ぜひ、メリットとデメリットをよく考え、親子で相談をしてのぞんでください。
ご不明な点は、かかりつけの小児科にもご相談を。


厚労省資料:https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000208910_00040.html
第78回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会副反応検討部会、令和4年度第1回薬事・食品衛生審議会薬事分科会医薬品等安全対策部会安全対策調査会(合同開催) 資料

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