薬物依存への対応のありかたについて、非常に参考になります。
「ダメ。ゼッタイ。」ではダメということが、わかります。
では、どうするの?
Connection。つながり。なおろうとするひとを、排除しない。
教育でも、怖い絵でスティグマを作らないこと。偏見のもととなる。
https://www.youtube.com/watch?v=P_vAievXyc4
(こちらを是非、前編です。こちらだけでも、とってもよいご講演です。)
https://www.youtube.com/watch?v=C13X908HxRk
(後編は、ご講演後の意見交換です。講義の内容を深めるために役立ちます。)
********YouTube******
2020年12月26日 SHIGETAの学校特別企画講演の動画です。
講師:松本俊彦医師(国立精神・神経医療研究センター精神保健研究所薬物依存研究部部長)・繁田雅弘医師(東京慈恵会医科大学教授)
偏見が、どれほどその病とともに生きる人を孤独にするかー 依存症がある人たちと長年にわたって関わってきた松本俊彦医師は、社会が投げかける視線の問題点や弊害について、発信をつづけてきました。
薬物依存についての「ダメ、ゼッタイ」 キャンペーン。
人間失格、「なったらおわり」 というメッセージを伝えるこのキャンペーンは、スティグマを強め、 社会的包摂につながらないばかりか、 自分自身の受容につながらず、その後の回復(人生) に深刻な影響を与えているというのです。
さて、一方で、認知症に関することではどうでしょうか。やはり、「なったらおわり」「絶対にならないように」という視点でばかり、とらえてはいないでしょうか。
新型コロナの感染者に対する差別・スティグマについても、同様のことが言えはしないでしょうか。 偏見が生む孤独、その壁を私たちはどう乗り越えていくことができるのか。
松本医師と繁田雅弘が語りあっていきます。
収録日:2020年12月26日 編集:平田知弘