「ほっとプラザはるみ」がリニューアルされることによって、「晴海地域交流センター」が、令和5年10月1日に開設されます。
「HARUMI FLAG」という新たな街が加わる晴海地区にとって、コミュニティを支える核となる施設となるはずです。
これから始まる中央区議会第二回定例会の大きな論点のひとつが、「晴海地域交流センター」の骨格となる条例の新規制定。
同センターのコンセプトは、
「さまざまな世代に心地よい居場所」
「交流とにぎわいを生み出す拠点」
施設には、トレーニングスタジオ、工作スタジオ、料理スタジオ、学習スタジオ、音楽スタジオ、屋上運動スタジオ、多世代交流スタジオ、地域活動スタジオそして、中央清掃工場の余熱を用いた温暖浴スペースとシャワーステーションなどが入り、多世代が、いろいろな活動を楽しむ場ができる予定となっています。
同センターの運営は、「指定管理者」に任せるだけではなく、「運営協議会」(令和4年7月1日)を置くことが、重要な特徴の一つ。
住民が中心となってその運営協議会を運営していきます。
運営協議会で話し合われ、区に提案される事項は以下。
●同センターの事業計画
●同センターの利用のこと
●同センター活用による地域課題の解決や地域活動の支援
●指定管理者選定の選定委員会への参加
運営協議会が、利用者の声を聞き、指定管理者に届ける形となります。
子ども達の声からご高齢のかたの声、バリアフリーの観点からの声、同じ住民として運営協議会が受け止め、利用者によりそった形で、指定管理者に届くはずです。
また、運営協議会自体が、新たに住民になる方々と新たな住民をお迎えする側との重要な交流の場になっていくのではないかと考えます。
運営協議会の運営が開かれたものとなることによって、これから住民になろうとするかたが、住む街の課題を、運営協議会の議論の中から知ることができるとよいのではと考えます。
新たな住民にとっての晴海との接点。
運営協議会が、地域の様々な住民の参画のもと、開かれた議論がなされることに期待をいたします。
同センターの愛称は今後といっても来年ですが、募集されます(来年1/21~2/20)。
まさに創っていくのは、これからですが、どうか、素敵な愛称で、親しまれる施設となりますように。
*******開かれていることの必要性について*******
「役割を担う人の適性や期待は、政治においても同じように、「言葉」によって表現されなければならない。言葉が風通し良い、光の通りやすいエリアを自由に行き来してこそ、僕たちは自治における「決めごと」を公平に実行できる。自治とは言葉なのだ。」(144頁)
『政治学者、PTA会長になる』岡田憲治著より
*********フォローすべき点***************
「晴海コミュニティ構想検討会議」及び「ほっとプラザはるみ」分科会の会議資料と議事録が中央区情報公開コーナーに設置されることをお願いします。
<施設の青写真>
<運営協議会を含め施設の運営形態など説明>
<条例の骨子案における運営協議会に関する部分を抜粋>