本日2022.11.10、『天声人語』において、民主主義がテーマに論説が書かれています。
民主主義には、欠点があります。
今は、その欠点が目立っています。論説にある米国だけではなく、同様な意味でも、また、異なった観点においても、日本でもその欠点が顕在化していると考えます。
例えば、2020年から始まった新型コロナウイルスの脅威への安全保障対応においてもそうでした。
『天声人語』は、民主主義の強靭な回復力があると、希望を描きしめくっています。
強靭な回復力を有する民主主義となるには。
均衡・バランス及び『学問の自由』が欠かせないと強く感じています。
テクニカルなことまで、政治的な判断が入ってはだめだし、価値観の判断にまで学問が踏み込んではならないと思っています。(もちろん、価値観の判断材料を与えるのが学問の重要な役割だし、価値観の判断に至る論理的な思考を養うことも学問の重要な役割だと思います。)
『天声人語』を読んでの、現時点のもやもやを書き綴りました。
昨夜、たまたま拝聴した日本公衆衛生学会第81回学術集会での尾身茂氏の特別講演『健康危機管理のあり方 新型コロナの経験を踏まえて』の内容も胸に残り記載しています。
*******『天声人語』2022.11.10********