「中央区を、子育て日本一の区へ」こども元気クリニック・病児保育室  小児科医 小坂和輝のblog

感染を制御しつつ、子ども達の学び・育ちの環境づくりをして行きましょう!病児保育も鋭意実施中。子ども達に健康への気づきを。

「新しい戦前」と言われる時代に、一小児科医として、生きる。78回目の敗戦の日に思う。

2023-08-15 18:28:35 | 戦争と平和

 78回目の敗戦の日、朝のNHKから流れて来た「人類は、戦争から免れることができない」というメッセージから始まりました。

 朝刊には、「新しい戦前」(2023.8.15毎日新聞余禄)、「(今の世相の)ザワザワした感じは、戦前日本が戦争を始めた当時とそっくり」(2023.8.15毎日新聞社説)、「七八年前の終戦の日から、日本はこの「伝言ゲーム」を懸命に続けているのだろう。…最初の言葉は「二度と戦争はごめんだ」だったはずだ。…伝言を正確に受け取りながら、どういうわけか「避けられぬ戦争もある」とねじ曲げてささやく人もいるらしい。」(2023.8.15東京新聞筆洗)、戦争を過去の話としてほおっておけない現状が述べられています。
 私も、気を抜いていると、政治にブレーキが利かなくなり、戦争の方向に日本も向かっていくのではないかと不安を感じます。

 できることは、きちんとデータを読み、動きを読んでいくこと。
 水面下の動きを、見える化していかねば、なかなか動きは読めません。
 おかしいことは、おかしいと言い続けること。
 表現の自由(憲法第21条第1項)は、守り抜くこと。
 そして、財源不足で、大学も大変ですが、学問の自由もまた。学問の自由(憲法第23条)こそ命だと、私は、最後の砦として、守り抜きたいです。
 学問の自由が生きていれば、水面下の動きは、いくら水面下でも察知してくれるはず。
 学問の自由が死んでいれば、御用学者が、容易く世論を誘導していくこととなる。


 世界の人と、地道に、個人的な友人としてのネットワークを広げていくこと。
 国の命令で、友人同士でも銃を向け合う結末もあるのだけど、国同士の戦争と、個人の友情は別問題。小川未明が童話『野ばら』の中で、哀しく描いているのに、この5月にたまたま遭遇しました。https://blog.goo.ne.jp/kodomogenki/e/bff6b2b8dd5e685432e88b25e1a9fb28
 今年の広島、長崎両平和宣言にありますように、平和文化を世界中のひとと友人となり、ぜひ、紡いで参りましょう。
 
 
 小児科医として、そして、完全無所属の区議として、一番の環境破壊であり、一番の虐待である戦争が、この国で起きないよう、微力ながら、全力を尽くして参る所存です。
 それぞれが、それぞれの矜持を持って進むのみ。

追記:

●裁判官の矜持 樋口英明氏
「矜持」と思っていたら、偶然、敗戦の日と書いた友人のフェースブックから、裁判官の矜持を発見したので、引用します。
 https://www.facebook.com/nakasuji.jun/posts/pfbid0UXxuDRh9hD3ghmj5NvnuMXgNgfPFkZgF6tf3CYqE8FCzuZo6p5iBLxgSpbgp9STwl
 樋口英明さんの判決文:


●通産官僚の矜持 佐橋滋氏







●日本国憲法

〔集会、結社及び表現の自由と通信秘密の保護〕

第二十一条 集会、結社及び言論、出版その他一切の表現の自由は、これを保障する。

2 検閲は、これをしてはならない。通信の秘密は、これを侵してはならない。

 

〔学問の自由〕

第二十三条 学問の自由は、これを保障する。




*****2023.8.15朝日新聞*******
 私も知覧を訪れたとき、感じました。教育もどうか、委縮しないでください。言うべきことは、言って行って下さい。
 また、検閲も、許さないでいきましょう(憲法第21条第2項)。

https://digital.asahi.com/articles/DA3S15716803.html





********朝日新聞2023.3.30********

https://digital.asahi.com/articles/DA3S15596217.html

折々のことば:2688 鷲田清一

 

 二人は、敵、味方の間柄になったのです。それがいかにも、不思議なことに思われました。

 (小川未明)

     ◇

 都から遠く離れた国境に両国から派遣された老人と青年。春の朝、一株の野ばらに集まる蜜蜂の羽音で目覚める二人は、いつしか将棋を楽しむ仲に。ある日戦争が始まり、老人に私を殺せと言われた青年は、私の敵はほかにいると言い残して戦地へ赴くも惨敗。兵士は皆殺しだったと伝え聞いた老人は、野ばらも枯れた後、暇(いとま)乞いし、郷里に帰ったという。童話「野ばら」から。


*******全国戦没者追悼式 天皇陛下お言葉(翌日の東京新聞から引用)********



********広島平和宣言 2023.8.6(翌日の東京新聞から引用)********





********長崎平和宣言 2023.8.9(翌日の東京新聞から引用)********

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子どもの声は、果たして騒音か。騒音になる場合とは、音の大きさだけでなく、自分の心理状態や相手との関係でフラストレーションになるかどうか。長野市の例では住民不在で公園廃止に。

2023-08-15 16:54:29 | 地球環境問題

 子どもの声は、騒音か。

 重要な論点です。

 子どもの声が元気にこだまする地域であってほしいと小児科医としての願いです。

 騒音と受け取られないようにしていくことも、大人の側の役割です。

 朝日新聞記事2023.8.12https://digital.asahi.com/articles/DA3S15715430.htmlで、特集されていたため、供覧します。

 行政がすべきことは、うまく、コミュニケーションの場を作っていくことだ考えます。


●長野市の公園廃止の真相が述べられています。
 実は、誰も公園廃止を望んでいなかったとは、驚き。
 住民不在で進められたところが、齟齬の始まり。



●騒音になる場合とは、音の大きさだけでなく、自分の心理状態や相手との関係でフラストレーションになるかどうか。

 対策とは、音を出す側の節度、聞かされる側の寛容、相互のコミュニケーション。

●住民のコミュニケーションにより、トラブル解消へ。高校生自らが動く。

●ドイツでは、子どもの声が騒音でないことの法制化



●朝日新聞の特集のきっかけ、59件の投稿

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chatGPT 中央区もいかに導入し、活用していくか。職員の皆様の働き方改革にもつながりますように。

2023-08-15 09:14:42 | メディア・リテラシー

 chatGPT 中央区もいかに導入し、活用していくか。

 職員の皆様の働き方改革にもつながりますように。

 目黒区の事例が紹介。

*******東京新聞2023.8.15********

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いかに、ご高齢の皆様の健康を維持するか、そのインセンティブを高めていく手法の積極活用。

2023-08-15 09:06:21 | 医療

 認知症を患ったとしても住み続けることができる中央区でありたい。

 その施策の一環として、健康を維持し続ける、インセンティブも高めてもよいかもしれません。

 外出がしやすくなるように、江戸バスは、2023年6月20日より、ご高齢のかたへ(障がいのあるかた、妊産婦のかた含め)無料化が進みました。

 今後は、さらに、うまいポイントを中央区も導入していければよいと思います。

******東京新聞2023.8.15*******

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