「中央区を、子育て日本一の区へ」こども元気クリニック・病児保育室  小児科医 小坂和輝のblog

感染を制御しつつ、子ども達の学び・育ちの環境づくりをして行きましょう!病児保育も鋭意実施中。子ども達に健康への気づきを。

情報と知識と知恵

2007-04-01 10:42:33 | メディア・リテラシー
本日、エイプリル・フール。

私の尊敬する先生が、
「都市化の波にのまれ、
ビルにはさまれた医院を閉院し、
那須の山荘へ移転する」と
メーリングリストに流され、
私も、まんまと、
ひっかかってしまいました。


ところで、本題に入ります。

今朝、朝食を取っていた店で
たまたまついていたテレビに見入ってしまった。

フジテレビ
特別来日!外交の巨人
キッシンジャーの警告
「目覚めよ・日本人」
“交渉の極意”を伝授

という企画番組。

そこで、キッシンジャー氏が、
最後に述べていた言葉が印象的であった。

一瞬であったので、
正確ではないが、

「今の時代、
情報と知識の乖離がはげしい。
またそれ以上に、
知識と知恵の乖離もはげしい。」

どういうことかというと、

今の時代、
インターネットで情報にはすぐに
アクセスできる。
テレビ、新聞から、山のような
情報が届く。

情報はすぐに手に入る。

その情報を知識とすることが、
できているだろうか。

知識をもったが、それを
知恵として生かせているか。

例えば、
今の子ども達は、
コンピューターの知識はあるかもしれない。
しかし、知識があっても、
子どものうちは、せいぜい、
コンピューターゲームや
コンピューターをつかって、
紙を印刷するぐらい。
大人は、コンピューターを使って、
“文章を書くこと”が出来る。



情報⇒知識⇒知恵

これができるには、
その身につけ方が大切である。

メディア・リテラシーを身につけること。

つきつめると“教育”そのものにあたる。




当たり前のことを
書いたけど、

でも、私も含め、
みんな出来ていないので、

例えば、あるある捏造問題しかり、

だから、書きました。

文責:小坂和輝






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