東京都も予算付けを行い医療的ケア児の就学支援を進めてくださっています。
中央区も「医療的ケア児就学コーディネーター」を配置し、就学に向けた調整を進めています。
医療的ケア児支援法案(https://www.facebook.com/hashtag/%E5%8C%BB%E7%99%82%E7%9A%84%E3%82%B1%E3%82%A2%E5%85%90%E6%94%AF%E6%8F%B4%E6%B3%95%E6%A1%88)にも期待します。
******下山知洋氏SNS*******
https://www.facebook.com/photo?fbid=10157773410501161&set=a.10151666310286161
就学前まで児童発達支援事業等、保護者の付添無しに利用して仕事をしていたものの、就学とともに医療的ケアが必要な子どもの学校付添にともない離職を余儀なくされてしまうといういわゆる「小1の壁」について。
東京都の新年度予算に「特別⽀援学校における医療的ケア児の保護者付添い期間の短縮化③0.1億円」という項目が載っています。
先日、あるオンライン研究会で保護者付き添いの話題で情報交換を行いました。
①放課後等デイサービスを午前から利用する
通学だと学校への付添が求められるため、放課後等デイサービスを朝から利用して、週2日だけ通学する。
訪問教育にして放課後等デイサービスに教員が訪問して教育を行う。
②通学について
学校にはスクールバスで行けないために移動支援を通学に利用できるように市町村が配慮してくれている。
③「年度替わりは毎年付添」について
医療的ケアを学校が行うようになって保護者の付添をしなくてすむようになっても、年度替わりは毎年リセットになり、毎年4~5月は保護者付き添いになっている。
④「卒業後の壁」について
学校に在学中は、日中は学校に通学し、放課後は放課後等デイサービスで生活し、帰宅は6時ぐらい。卒業すると生活介護事業所で日中活動の後、放課後等デイサービスで利用していた時間相当の部分の支援がないために、離職せざるを得ない。これは医療的ケアの有無にかかわらず、多くの方の課題でもあります。日中一時などを利用して対応しているところもありますが…。
後日、オンライン研究会に参加した某県の教員から次のように情報がありました。
*******************
今年の新入学1年生で人工呼吸器、気管切開、胃瘻をしたお子さん(重症児)は、初日の登校日(コロナの関係で6月1日)に保護者がいろいろ説明したら、看護師さんが「お母さん、明日から来なくていいよ~。心配なら来てくれてもいいけど」とおっしゃって、付き添いは1日で終わったそうです。また、年度がわりは、看護師さんが変わらないので、特に困ることはありません。
*******************
自治体によって様々です。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます