北の心の開拓記  [小松正明ブログ]

 日々の暮らしの中には、きらりと輝く希望の物語があるはず。生涯学習的生き方の実践のつもりです。

初めてのホワイトドーム

2005-06-02 23:18:11 | Weblog
 今日も晴れて気温は上昇。道内のいくつかの町では今年最初の夏日だとか。

 ちょっと天気の移り変わりが激しすぎやしませんか?

 ただいま「掛川奮闘記」から「北の心の開拓記」ブログへの移行推進運動中です。こちらへの移行をよろしくお願いします。

 
 さて今日は、

■初めてのホワイトドーム
■ライラックの伝説 の2本です。

【初めてのホワイトドーム】
 弟に、「ホワイトドームで行われる『日ハム対巨人戦』の野球観戦チケットがあるけど、どうする?」と言われ、もちろん即もらうことにした。

 チケットは3枚だが、一枚は父親にあげたということで、嫁さんと二人で見に行った。

 実はかく言う私、ホワイトドームは初めて行くのであって、地元としては何ともお恥ずかしい限りなのである。

 ドームは地下鉄東豊線終着の福住駅から歩いてなお15分。「ドームのそばに着いた~!」と思ったのもつかの間、出入りの南口は建物の裏側にあるのでそこからまた10分ほど歩くことになる。

 なんとも遠いのだが、最大4~5万人という人間が地下鉄だけで動けるはずもなく、そう言う意味では人間の移動を分散させる意味のある距離なのかも知れない。

 もらったチケットは一塁側内野の指定席で、普通ならホームチームが陣取るはずなのだが、なぜか今日はアウェイの巨人が一塁側のダッグアウトにいる。ちょっと不思議。

 しかし人工芝の緑は目にも鮮やかで、うきうきする雰囲気がある。やはりライブで見るスポーツ観戦は良い。

     *     *     *     *

 さて、試合の方は巨人が小久保のホームランと短・長打で3点を先取。この対日ハム三連線のうち1、2戦とも延長12回の引き分けというゲームが続いているが、今日は決着の予感。

 日ハムも小笠原のタイムリーで2点を返す。その後も両軍点の取り合いとなり、一時は日ハムが5-4と逆転したのだが、今の投手陣ではこの点差が守れない。

 6回にツーアウトから仁志のツーベースに、清水のこの日二本目のホームランで逆転されるともう今の日ハムでは追いつけない。

 最後は林に抑えられて、試合としては負けたものの、まあホームランにクロスプレーありと、見応えのある試合ではありました。

 何より驚いたのは、日ハムファンの多いこと。

 かつての北海道といえば、9割が巨人ファンであとの1割はサッカーファンと言われたものだが(嘘よ)、今や球場の7割が日ハムのファンと思えた。

 巨人の陣取る1塁側からでさえ、日ハム選手のヒットには大拍手がおきる。ずいぶんと様変わりしたものだ、と感慨もひとしおである。

 私自身は巨人ファンから寝返ったアンチ巨人ファンなのだが、こうして日ハムの試合を見ると日ハムのファンになりそうだ。

 アンチ…などというふわふわした思いではなく、「がんばれファイターズ!」と言う生き方も良いように思えた。

 やはり球場に来るのと新聞で試合結果を見るのとでは雲泥の差があるものだ。日ハムファンを増やしたければ、やはり一人でも多く球場に来てもらうことが一番だろう。

 試合を生で見れば、手に力も入ろうというものだ。せっかく北海道を地元にしてくれた球団が現れたのだから、精一杯応援したいものだ、と思うようになった。

 知ることは、共感を得て、ファンになる第一歩なのである。

     *     *     *     *

 今回は野球観戦にラジオも持ち込まず、生の試合だけを目で追うという観戦をしたのだが、ラジオなんかなくたって十分に楽しめることがよく分かった。文明の利器も、さほどのこともないものだ。

 今までテレビで野球を見てきて、最近はそれすら見なくなりつつあったのだが、何か見方が変わったような気がする。やはりスポーツはひいきのチームを持つことだ。

 ひいきの選手やチームのないスポーツ観戦は、感情がこもらなくていけない。勝った喜びや負けた悔しさを倍加させるのがひいきの存在だ。

 愛郷心を発揮して、わがふるさとのチームを応援しよう!

 それにしても新庄!、良いところで打ってくれ~r(u_u;)


【ライラックの伝説】
 外はライラックがほぼ満開。

 ライラックはモクセイ科の香りの良い木本植物だが、花弁は根元が一つで4つに割れているのが通常である。

 ところが花の固まりをよくよく見ると、希に5弁や6弁のものが混じっていることがある。西洋の伝説だったかなんだったか忘れてしまったのだが、この5弁の花びらを見つけたら、誰にも言わずに好きな人のことを思い描いてこれを飲み込むと思いが叶う、と言われているらしい。

 好きな人がいる方はどうぞお試しあれ。
コメント (6)
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