北の心の開拓記  [小松正明ブログ]

 日々の暮らしの中には、きらりと輝く希望の物語があるはず。生涯学習的生き方の実践のつもりです。

銀河線代替交通幹事会~「あれは早いんだ」

2005-06-11 23:55:42 | Weblog
 今日は昨日に引き続いてふるさと銀河線代替交通を検討する幹事会である。北見も暑いぜ。
 
 さて今日は、

■ふるさと銀河線代替交通確保調整協議会の幹事会
■「あれは早いんだ」 の2本です。

【ふるさと銀河線代替交通確保調整協議会の幹事会】
 昨日に引き続いて今日は昨日の協議会の下部に位置する幹事会が北見で開催された。

 朝から関係者が落ち着かないのは、昨日の協議会の結果の報道として一部新聞に「鉄道存続にまだ望みがある」という表現が見られたこと。

 昨日の協議会ではそう言う流れにはなっていなかったので、記者会見でどう運輸局さんが説明したかが問われることになった。

 確かに一部住民に存続を求める行動を起こしている方もいるのだが、この鉄道をNPOが引き継ぐと言った、あまり現実的ではない提案で存続の可能性を探っている状況。

 地元沿線自治体ももはや来年4月21日の廃止という日を目前にして、現実的にはバスへの転換を検討対象とすることは仕方がない、という昨日の方向だっただけに一部新聞報道によって会議の流れについて食い違った印象を与えてしまったようだ。

 幹事会では昨日の協議会の様子説明、地方バス路線維持費補助制度の説明、今後のスケジュールなどが語られた。

 いよいよこれからは、停留所、本数、ダイヤ、料金などの具体的なバス転換のあり方について議論を進めることになるだろう。

 いずれにしても、早急な方向付けを行って住民の不安を解消しなくてはなるまい。残された時間は短い。



【「あれは早いんだ」】
 幹事会終了後に特急列車まで2時間ほど時間が余ったので、北見に住む伯父さん伯母さんの元へ訪ねることにした。

 突然の訪問だったが快く招き入れてくれて、たいそうなおもてなしを受けた。

 伯父の家を訪ねるのは4年ぶりくらいだが、なんだか周りの住宅の様子も変わっていて、記憶をたどりながらの訪問がやや不安になったものだ。

 四方山話に花を咲かせて、辞去する際に伯父から「正明君はどうやって帰るんだ?」と訊かれたので、「特急オホーツクですよ」と答えた。

 (4時間半もかかるんですよ)と言おうとしたところ伯父から「オホーツクか、あれは早いんだ」と言われた。

 ちょっと驚いて「札幌まで4時間半もかかるんですよ」と言ってみると、「前は旭川まで6時間かかったものだよ」と言われてしまった。

 伯父の「前」って一体いつの頃だろう?

    *   *   *   * 

 北見駅では池田行きの銀河線の車両が止まっていた。早く乗らなくては廃止で乗れなくなってしまうのだ。
 
 廃止直前だけサヨナラ人気が出るというのは悲しいものだ。廃止が悲しければ普段から乗って欲しいのに。

 
コメント (5)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする