なんとか今日も晴れ間の広がる、それでいて涼やかな一日。まさに北海道の初夏という感じですね。
さて今日は、
■札幌のサマータイム の1本です。
【札幌のサマータイム】
札幌市と道庁ではこの夏サマータイムの社会実験を行うのだそうである。
これは札幌商工会議所が呼びかけて、実行委員会によって実施される社会実験である。
札幌商工会議所では2004年度にも、市内の企業や団体に呼びかけて、全国にさきがけ、地域ぐるみで北海道サマータイムを導入する社会実験を実施した。
この意味するところは、早朝及び終業後の明るい時間帯を活用することで、余暇の充実や観光・レジャー・趣味娯楽・省エネルギーなど多くの効果を発現しようとするもので、一定の好意を持って迎えられ、道内外から大きな反響を得たのだそうだ。
そこで今年は昨年度に引き続き、「2005 北海道サマータイム月間 実行委員会」を組織して、さらに多くの道民にサマータイムを実際に体験して頂くため対象を全道に広げて実施しようというのである。
時期は平成17年6月20日(月)~7月31日(日)の約40日間で、この期間中で合計一週間以上の実施があれば参加と見なすのだそうだ。
実際の実施の仕方は、時計の針を変えるのではなくただ朝一時間早く出勤して夕方は一時間早く帰るというものである。なにしろ全国で足並みがそろわないのだから仕方があるまい。
参加対象 は北海道経産局、北海道庁、札幌市の他、この趣旨に賛同する自治体・行政機関を始め、道内企業、商店街、各種団体、大学、学校、専門学校などを見込み、全部で500団体くらいの参加を見込んでいる。
日没が遅い分を有効に利用すればスポーツや各種レジャーへの参加から経済効果も期待できる、という思惑だが、残念ながら経産局以外の国の官庁は参加しないようだし、わが北海道開発局も今回は参加を見送っている。
その理由としては、サマータイムが有効に機能するためには普段から5時きっかりに帰ることができる勤務体系が必要なのだが、この時期概算要求などで残業が多くなり時節柄、これを実行すると単に朝早く出勤するだけで夜はやはり同じくらいに遅くまでいることが考えられ、職員への勤務が過剰になるのではないか、という配慮らしい。
遅くまで働くことで超勤手当がつくというところもあるかも知れないが、どうも我々の職場では期待薄である。もちろん職員全員が夜遅くまで残業をしているわけでもなかろうが、組織として参加するには問題が多そうだ。
同じようなことは道庁や市役所にも言えるはずなので、そのあたりがどのような結果になったかを見極めたい気もする。
これを喜ぶ職場というのは、夕方きっかりに帰ることができるということを宣言しているようなもので、どうもそれが市民の間に共感を持って迎えられるかどうかも見極めたいものだ。
サマータイム制度を使って、夜普段より一時間早く寝付けることができるかどうか。人間は機械じゃないからなあ。![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/kaeru_night.gif)
さて今日は、
■札幌のサマータイム の1本です。
【札幌のサマータイム】
札幌市と道庁ではこの夏サマータイムの社会実験を行うのだそうである。
これは札幌商工会議所が呼びかけて、実行委員会によって実施される社会実験である。
札幌商工会議所では2004年度にも、市内の企業や団体に呼びかけて、全国にさきがけ、地域ぐるみで北海道サマータイムを導入する社会実験を実施した。
この意味するところは、早朝及び終業後の明るい時間帯を活用することで、余暇の充実や観光・レジャー・趣味娯楽・省エネルギーなど多くの効果を発現しようとするもので、一定の好意を持って迎えられ、道内外から大きな反響を得たのだそうだ。
そこで今年は昨年度に引き続き、「2005 北海道サマータイム月間 実行委員会」を組織して、さらに多くの道民にサマータイムを実際に体験して頂くため対象を全道に広げて実施しようというのである。
時期は平成17年6月20日(月)~7月31日(日)の約40日間で、この期間中で合計一週間以上の実施があれば参加と見なすのだそうだ。
実際の実施の仕方は、時計の針を変えるのではなくただ朝一時間早く出勤して夕方は一時間早く帰るというものである。なにしろ全国で足並みがそろわないのだから仕方があるまい。
参加対象 は北海道経産局、北海道庁、札幌市の他、この趣旨に賛同する自治体・行政機関を始め、道内企業、商店街、各種団体、大学、学校、専門学校などを見込み、全部で500団体くらいの参加を見込んでいる。
日没が遅い分を有効に利用すればスポーツや各種レジャーへの参加から経済効果も期待できる、という思惑だが、残念ながら経産局以外の国の官庁は参加しないようだし、わが北海道開発局も今回は参加を見送っている。
その理由としては、サマータイムが有効に機能するためには普段から5時きっかりに帰ることができる勤務体系が必要なのだが、この時期概算要求などで残業が多くなり時節柄、これを実行すると単に朝早く出勤するだけで夜はやはり同じくらいに遅くまでいることが考えられ、職員への勤務が過剰になるのではないか、という配慮らしい。
遅くまで働くことで超勤手当がつくというところもあるかも知れないが、どうも我々の職場では期待薄である。もちろん職員全員が夜遅くまで残業をしているわけでもなかろうが、組織として参加するには問題が多そうだ。
同じようなことは道庁や市役所にも言えるはずなので、そのあたりがどのような結果になったかを見極めたい気もする。
これを喜ぶ職場というのは、夕方きっかりに帰ることができるということを宣言しているようなもので、どうもそれが市民の間に共感を持って迎えられるかどうかも見極めたいものだ。
サマータイム制度を使って、夜普段より一時間早く寝付けることができるかどうか。人間は機械じゃないからなあ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/kaeru_night.gif)