北の心の開拓記  [小松正明ブログ]

 日々の暮らしの中には、きらりと輝く希望の物語があるはず。生涯学習的生き方の実践のつもりです。

掛川から自転車を楽しんでいる知らせが届いた

2005-06-26 23:26:14 | Weblog
 今日は朝から資料づくりに没頭。お話をする準備も楽ではない。

  
 さて今日は、
■スロースタイルサイクリングin掛川 の1本です。

【スロースタイルサイクリングin掛川】
 掛川のNPO法人スローライフ掛川から、「昨日のスロースタイルサイクリングが無事成功しました」という連絡が入った。

 これは同法人が主催したもので、市内外から69名の参加と11名の案内スタッフの総勢80名が初夏の掛川43kmを走破したのだそうだ。

 この大会は、昨年度の都市再生モデル調査で行った「自転車を楽しむ町掛川」というコンセプトを発展させた形で、観光地として決して有名ではない町でも、コースの変化や沿道景観の美しさ、おもてなしなどで参加者の心に残るサイクリングを楽しむ事ができるのではないか、という発想のツアーである。

 自転車を楽しんでいるスタッフと、やはりおもてなしの心溢れるスタッフの活躍で、焼け付くような天気の元で楽しいサイクリングができた事が喜びである。

 あまりの暑さでおやつのチョコレートが融けた、といったエピソードもあるそうだが、こういう実績を積み重ねて行く中で、さらにホスピタリティ溢れるイベントに近づいて行く事だろう。

 北海道でもツール・ド・北海道の季節が近づいてきたが、これがいまいち地元での盛り上がりに欠けてしまっているのはなぜだろうか。やはりスタッフに自転車が好きで、楽しんでお世話をしていて、これが始まるといても立ってもいられない、という人が少ないように思える。

 人の情熱は伝染するから、広がらないという事はやはりこのイベントにかける情熱と熱意が少ないという事になるのではないだろうか。理屈でなく。


     *   *   *   * 

 そもそも自転車は団塊世代の2007年問題と言われる、団塊の世代がこぞってリタイアをする時には、趣味と健康を兼ね備えたレクリエーションメニューの最右翼と言われ、自分が乗るだけでなく、いかに乗る人を楽しませるガイドを養成するか、と言う事が課題になっているのである。

 団塊の世代や、その直下の皆さんは、リタイアしてから趣味を見つけるのではもう遅すぎる。今のうちから始めて人より一歩リードしたところでリタイア生活に突入して欲しいものだ。

 そうしないといつまでたっても指導される立場になってしまう事だろう。

 そうそう、最近ではご多分に漏れず、団塊世代の蕎麦打ちも流行っているそうだが、これとて同じ。三十代前半から始めていないと、リタイアしたときに先生にはなれないのである。

 長年の年月を経て始めて見えるものがある。これがまさにスローライフ。

 年を取ってからスローライフを始めるというのは間違い。スローライフは生き方そのものだから、そのことの価値に気づいて始めたものが一番遠くまで行くのだろう。

 さ、今日から始めましょ。実践あるのみですよ。 

  
コメント (3)
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