北の心の開拓記  [小松正明ブログ]

 日々の暮らしの中には、きらりと輝く希望の物語があるはず。生涯学習的生き方の実践のつもりです。

「右肩が痛いのですが」「ヤキュウカタだね」

2018-04-11 23:30:27 | Weblog

 

 一か月ほど前から、左の肩が痛くなりました。

 妻も半年ほど前から肩の傷みで通院やリハビリを行っていて、「歳なんだよ」と笑っていたので、まさに「天に唾をする」ようなものです。

 ここ一か月は、自分でマッサージしたり、市販の湿布薬を貼ったりしてなんとか治そうと努力してきたのですが、状況は改善しません。

 それどころか、ここ二、三日は、寝ているときに右から左に寝返りを打とうとして、その痛さに目が覚めたうえ、右肩が痛くて布団を持ち上げる事ができず、左手で右腕を持ってようやく寝返りを打つ始末。

 ことここに至ってついに覚悟を決めて、整形外科を受診することにしました。

 
 しかし、通勤途中にある自宅近くの整形外科は、十人くらいのお年寄りたちが、受付順を確保するために朝8時から並んでいるほどの混みようで、これでは待ち時間がかかりすぎ。

 そこで、職場近くのまちなかの整形外科にかかることにしましたが、ビルの中にあるこの整形外科は、待っている患者さんが少なくて、問診票を書いている間にもう看護師さんに呼び込まれました。
 空いているのも医療サービスの一つだと思ってしまいます。


 お医者さんは年配の白髪の先生ですが、いつからとか、原因に心当たりがあるか、など型通りのやりとりをしたあとで、肩を回してチェック。

 右腕を直角に曲げた状態で、腕を前に曲げる分には痛さを感じませんが、反対の後ろに回すと、「イテテテ…」「あ、こっちね」

 その後でレントゲン写真を二枚とって、再び診断を始めます。

「スポーツは何かしていますか?」
「釣りくらいですね」

「釣りは投げ釣り?」
「今はオフシーズンなのでワカサギ釣りで、釣りが原因じゃないと思います」

「…うーん、"ヤキュウカタ"なんだよね…」
「ヤキュウカタってなんですか?」

「ベースボールの"野球"の野球肩。ピッチャーが球を投げようとする動作をすると痛いでしょ?」
「あ、そうです、そうです。でも年齢からくる老化かな、と」

「老化じゃないんだよね。なにか変な動作を繰り返して痛めたんだよなあ。じゃあ、飲み薬と注射とどちらがいいかな?」
「より効く方が良いですが、注射ならそちらをお願いします」

「そうですか、薬がどう回るかもわかるから注射の方がいいね」

 そういってヒアルロン酸注射を一本肩にブスリ。

 そのうえで、貼る湿布を処方して、肩のリハビリの方法を理学療法士さんから教わりました。

 基本的には、壁際に立って痛くなり過ぎないギリギリまで右腕を上げてそれで静止すること20秒~1分。これを三回が1セットで、一日三セットやるように、ということで、まずはこれで様子を見てみることにします。

 全体に感じの良い病院で良かったです。初めての病院ってちょっと緊張しますよね。


    ◆


 帰り道で、(原因はなんなんだろう…)と歩きながら考えていて、はたと気が付きました。

 それは「車の洗いすぎ」。

 ここ何週間は泥道を走って車が汚れたのをせっせと落としたりワックスをかけたりすることが多かったのですが、これって結構右肩で強く押し付けるような動作が多く、もしかしたらこれが原因かもしれません。

 野球肩ならぬ洗車肩か(笑)

 皆さんも時節柄、洗車のし過ぎにはご用心を。

 

コメント
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