こっぱもちの部屋

主に、読書感想のブログです。他に、日常生活で楽しかったことを書くと思います。

エンデュミオン エンデュミオン

2004-11-18 00:00:00 | 未分類
平谷美樹さん『エンデュミオン エンデュミオン』を読み終えました。
購入から4年かぁ・・・よく熟成しているよなー。
平谷さん、ごめんなさいm(__)mですよね。
ずいぶん長く積読状態にしていたものです。
神とSF、意外と合うものだというのは解っていますが、また違った関わり方であり視点でした。
科学が発達していく中で地球に居場所が無くなり、月を最後のよすがとした神々。
人々は更に宇宙に、月にまで行けるようになり、その神の領域を荒らしてしまう。
一歩間違うと新興宗教の神話になりそうな物語ですが、ファンタジー風味のSFといった感じに終わっています。

『地獄とは神の不在なり』と比べると、やはり、日本人と西洋人の神についての考え方、
感じ方は違うと思います。そもそも感覚が違います。
山本さん『神は沈黙せず』の神だって、信仰を強要するわけじゃないもんね。
不条理な面はありますけど、まだ解ります。

コメント
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