最相葉月さん監修による『星新一 空想工房へようこそ』を読みました。
これは、星さんの生い立ちから生活、
ショートショートを生み出す苦闘のあと、
星作品を飾る二人の名イラストレイター、
星さんの遺伝子を受け継いだ人たち、
星新一年譜などで成り立っている本です。
こうやって読んでいると、星さんと同時代に生きられて、何て幸せだったんだろう、としみじみ感じます。
もっと元気に長生きしていただきたかったと思います。
でも今、私は星さんに見出された作家の方々の作品を読みながら、
より一層、幸せをかみしめています。
これだけたくさん(あらゆる意味で)後継者を残していってくださったのだから。
そして今も、私の読書の基本は星さんです。