田中芳樹さん原案、小川一水さん・森福都さん・横山信義さん・羅門祐人さん著による
「『七都市物語』シェアードワールズ」を読みました。
田中芳樹さんの『七都市物語』を舞台にした様々な物語が書かれています。
「大転倒」で地峡になったジブラルタルに、タデメッカとニュー・キャメロットが
協力して運河を造る事業を起こしたが、完成間近になって、それは紛争の火種となった。
二つの都市の争いをやめさせるにはどうしたら良いのか？
『ジブラルタル攻防戦』小川一水
オリンポス・システムのせいで、比高五○○メートル以上に物体が存在すること自体が許されないため、
低空飛行を得意とするヘリコプター以外、ほとんどの大気飛翔物体が意味をなしていなかった。
そんな二九三○年代、プリンス・ハラルドの南部、エンダービー工業地帯の一画にある
効率技術開発センター所属の航空力学研究所において、ヘリコプターに代わる画期的な高速移動手段が
開発されようとしていた。
『もしも歴史に・・・・・・』
基本的に戦記物を苦手としている私が、二作品とはいえ、読めただけで奇跡ですし、
面白かったのも驚きでした。
今後も、このジャンルを読むことはめったに無いでしょうが、作者と一作品の長さ次第では、
可能性はあるかもしれません。
でも、できれば疲れるので避けたいですね(^^;)
