はやみねかおるさんの『怪盗クイーン、仮面舞踏会にて ピラミッドキャップの謎 前編』を読みました。
ドイツの深い森の中に、さかさまに建つ古城「あべこべ城」
そこには「怪盗殺し」と言われるピラミッドキャップが隠されていた。
クイーンの今回の獲物は、彼の師匠である皇帝さえあきらめたという難物。
彼を逮捕しようとする探偵卿、それに協力する皇帝、皇帝を自らこそ殺そうとし、
皇帝の味方はおろか同じように殺そうとする者まで目の敵にする謎の組織ホテルベルリン。
それぞれがその思惑を胸に、仮面舞踏会で火花を散らす。
ピラミッドキャップには、人智を超えた謎が隠されているようで、
後編でそれがどのように解かれていくか、主要メンバーがどのように活躍（？）するのか楽しみです。
