北九州市立美術館分館で開催されている「光の視覚サーカス展」に行ってきました。
今回は、現代アートを「体験」するための展覧会。
現代アートを「見て」「触って」「参加して」、ゲームのように楽しめるとのこと。
ワクワクしながら行きました。
入って最初にあったのは、城井光広さんの「105 Diamonds」
ブルーのライトがあたる液体の中を、気泡がゆっくりと上がっていく作品で、見ていて落ち着くものでした。
キネティックアートで、ジャンルは「泡のオブジェ」だそうです。
同じような作品が色々あったのですが、中でも気に入ったのは、くるくる回る円の中を気泡が上がり、
あたるライトの色も変わっていく「Rounds and R450 36 Squares」と
「Rounds and R450 61 Triangles」で、光と泡の万華鏡のようでした。
次は、山内哲也さんのテクノロジーアートで、一番気に入ったのは、やはり「スピン」
作品のセンターに立つと、映像切替により、自分がクルクルパタパタと回転するものです。笑えました。
「パーキング」や「ラッシュアワー」もお気に入りの一つです。
今回の体験型アートで一番の目玉だと思ったのは、近森基++久能鏡子さん方の「Cage of Kage」
部屋の中央に並んだ柱に沿って歩くたび、鳥や魚や動物の「かげ」が柱と柱の間の暗がりから現れるもので、
鳴き声もついて、なかなか楽しいものです。
あと「Imagelier<Sky><Land><Sea>」も楽しいです。
陸・海・空をイメージしたシャンデリアの足下に、シャンデリアの一部にもなっている鳥やトカゲや魚が、
動くかげとなって床に落ちた明かりの中に現れるというものです。
個人的には、トカゲがかわいく見えました。メディアアートです。
上記と甲乙つけ難いのは、森脇浩之さんの作品です。
中でも「Lake Awarence」は、手をかざすとそれぞれの基板に取り付けられたセンサーが反応。
その信号は、周囲の基板に伝わっていき、光が波紋のように広がります。
たいへん美しく、楽しいものです。
引き続いてあったのは、目先が変わって「身にまとう光のアート」柏原エリナさんの作品です。
「ムーンライトドロップ」は、身に付けた人の動きに反応するLEDのドレス。
以前、SFで読んだ服装を、そのまま持ってきたような服装ですが、美しく楽しいものでした。
また、「輝龍」という肩に沿わせて掛ける全長1.5mの龍は、銀の金属線でできており、
300以上のオリジナルのガラスで覆われています。
そして、24の関節を持つことで、身に付けた人の動きに反応して光が明滅するというものでした。
これこそ、美だと思いました。
また、目先が変わって大きな作品。
田中敬一さんの「宇宙線感知インスタレーション ルミナス」
「レーザーアート」ですが、音と光のアートで、美しく優雅でした。
ちょっと怖かったのは、田中清隆さんの「言魂」
ジャンルは「光造型/ライトインスタレーション」
飛び交う光の言葉。それは楽しくもあり、呪いへの恐怖も感じさせられ、独特の感性だと思いました。
最後の安彦哲男さんの作品は「ネオンアート」
「時の流れ」と「ネオンの森」、こめられた思いはまるで違いますが、影絵のファンタジーのような、
私としては、一番気に入った光のアートでした。
家族でも楽しめるアートだと思います。
今回は、現代アートを「体験」するための展覧会。
現代アートを「見て」「触って」「参加して」、ゲームのように楽しめるとのこと。
ワクワクしながら行きました。
入って最初にあったのは、城井光広さんの「105 Diamonds」
ブルーのライトがあたる液体の中を、気泡がゆっくりと上がっていく作品で、見ていて落ち着くものでした。
キネティックアートで、ジャンルは「泡のオブジェ」だそうです。
同じような作品が色々あったのですが、中でも気に入ったのは、くるくる回る円の中を気泡が上がり、
あたるライトの色も変わっていく「Rounds and R450 36 Squares」と
「Rounds and R450 61 Triangles」で、光と泡の万華鏡のようでした。
次は、山内哲也さんのテクノロジーアートで、一番気に入ったのは、やはり「スピン」
作品のセンターに立つと、映像切替により、自分がクルクルパタパタと回転するものです。笑えました。
「パーキング」や「ラッシュアワー」もお気に入りの一つです。
今回の体験型アートで一番の目玉だと思ったのは、近森基++久能鏡子さん方の「Cage of Kage」
部屋の中央に並んだ柱に沿って歩くたび、鳥や魚や動物の「かげ」が柱と柱の間の暗がりから現れるもので、
鳴き声もついて、なかなか楽しいものです。
あと「Imagelier<Sky><Land><Sea>」も楽しいです。
陸・海・空をイメージしたシャンデリアの足下に、シャンデリアの一部にもなっている鳥やトカゲや魚が、
動くかげとなって床に落ちた明かりの中に現れるというものです。
個人的には、トカゲがかわいく見えました。メディアアートです。
上記と甲乙つけ難いのは、森脇浩之さんの作品です。
中でも「Lake Awarence」は、手をかざすとそれぞれの基板に取り付けられたセンサーが反応。
その信号は、周囲の基板に伝わっていき、光が波紋のように広がります。
たいへん美しく、楽しいものです。
引き続いてあったのは、目先が変わって「身にまとう光のアート」柏原エリナさんの作品です。
「ムーンライトドロップ」は、身に付けた人の動きに反応するLEDのドレス。
以前、SFで読んだ服装を、そのまま持ってきたような服装ですが、美しく楽しいものでした。
また、「輝龍」という肩に沿わせて掛ける全長1.5mの龍は、銀の金属線でできており、
300以上のオリジナルのガラスで覆われています。
そして、24の関節を持つことで、身に付けた人の動きに反応して光が明滅するというものでした。
これこそ、美だと思いました。
また、目先が変わって大きな作品。
田中敬一さんの「宇宙線感知インスタレーション ルミナス」
「レーザーアート」ですが、音と光のアートで、美しく優雅でした。
ちょっと怖かったのは、田中清隆さんの「言魂」
ジャンルは「光造型/ライトインスタレーション」
飛び交う光の言葉。それは楽しくもあり、呪いへの恐怖も感じさせられ、独特の感性だと思いました。
最後の安彦哲男さんの作品は「ネオンアート」
「時の流れ」と「ネオンの森」、こめられた思いはまるで違いますが、影絵のファンタジーのような、
私としては、一番気に入った光のアートでした。
家族でも楽しめるアートだと思います。