こっぱもちの部屋

主に、読書感想のブログです。他に、日常生活で楽しかったことを書くと思います。

『遠い旋律、草原の光』倉阪鬼一郎

2009-07-29 19:54:48 | 本と雑誌
遠い旋律、草原の光 (ハヤカワ・ミステリワールド) 遠い旋律、草原の光 (ハヤカワ・ミステリワールド)
価格:¥ 1,890(税込)
発売日:2009-04

軽井沢フィルの専任指揮者・火渡樹理と不治の病を患う新進画家・緑川弦が出会い、
三代にわたり二家をつなぐ事件の謎が明らかになる。

ミステリの部分も面白いのですが、読み進めていくと、樹理のつむぐオーケストラの旋律と、
弦が描き出す光が共鳴し高めあって、天上まで昇っていくのが見えるようで、心地よく感じられました。

ハッピーエンドとは言えませんが、おだやかで温かな思いを残す物語です。

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遠い旋律、草原の光

2009-07-29 00:00:00 | 未分類
倉阪鬼一郎さん『遠い旋律、草原の光』を読みました。

軽井沢フィルの専任指揮者・火渡樹理と不治の病を患う新進画家・緑川弦が出会い、
三代にわたり二家をつなぐ事件の謎が明らかになる。

ミステリの部分も面白いのですが、読み進めていくと、樹理のつむぐオーケストラの旋律と、
弦が描き出す光が共鳴し高めあって、天上まで昇っていくのが見えるようで、心地よく感じられました。

ハッピーエンドとは言えませんが、おだやかで温かな思いを残す物語です。

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