山本兼一さんの『役小角絵巻 神変』を読みました。
持統天皇の時代、田を取り上げられ、貧しい土地に班田と称して別の田を分け与えられ、
秋の収穫から税を取られるようになった人々がいた。
その中でも、生活の苦しさに山に逃げて暮らすようになった人々の中に、役小角という男がいた。
天地は誰の物でもないという信念を持ち、京の人々の勝手放題にとことんまで立ち向かった。
さらに蔵王権現を勧請し、天皇に山・川・海を民に返還させた。
人々は平等であるということを体現し、様々な神々を勧請しながら、最後まで一人の人間として生きた
珍しく私利私欲に走らない、権力志向のない人だと思いました。
持統天皇の時代、田を取り上げられ、貧しい土地に班田と称して別の田を分け与えられ、
秋の収穫から税を取られるようになった人々がいた。
その中でも、生活の苦しさに山に逃げて暮らすようになった人々の中に、役小角という男がいた。
天地は誰の物でもないという信念を持ち、京の人々の勝手放題にとことんまで立ち向かった。
さらに蔵王権現を勧請し、天皇に山・川・海を民に返還させた。
人々は平等であるということを体現し、様々な神々を勧請しながら、最後まで一人の人間として生きた
珍しく私利私欲に走らない、権力志向のない人だと思いました。