こっぱもちの部屋

主に、読書感想のブログです。他に、日常生活で楽しかったことを書くと思います。

星火瞬く

2011-10-25 00:00:00 | 未分類
葉室麟さん『星火瞬く』を読みました。

フィリップ・フランツ・シーボルト。

彼が、シーボルト事件で日本を追われて29年後に、再び息子を伴って来日していたとは、知りませんでした。
この物語の主人公は、息子のアレクサンダー。
幕末の動乱の時代、日本には、日本人に限らず様々な野心家が暮らしていたようです。

まだローティーンのアレクサンダーにできるのは、時代の波に流されながら見守るだけ。
物足りなく感じましたが、その観察から、当時の日本人がどれほど独立国家を守るために苦労していたかが
よく分かりました。

コメント
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