久保寺健彦さんの『ハロワ!』を読みました。
二十八歳の沢田信は、四月一日からハローワーク宮台に勤め始めた。
現在は嘱託だが、II種公務員試験を受けて、正職員になるつもりだ。
I種じゃないのは、現場にかかわりたいからである。
千堂統括官の指導を受け、様々な心得を学び、納得したりできなかったりしながら、成長していく信。
ハローワークに来る様々な人々が、本性に近いものをむきだしにしているような気がするのは、
それだけ必死だからでしょうか?
お客さんたちとのかかわり合いはもちろん、職員同士の関係も、なかなか興味深いものでした。
最後の元同僚とのトラブルが、読んでいて一番つらく感じました。
それでも、一条の光がさしていると信じたいです。
全体的には、前向きになれる小説だと思います。
二十八歳の沢田信は、四月一日からハローワーク宮台に勤め始めた。
現在は嘱託だが、II種公務員試験を受けて、正職員になるつもりだ。
I種じゃないのは、現場にかかわりたいからである。
千堂統括官の指導を受け、様々な心得を学び、納得したりできなかったりしながら、成長していく信。
ハローワークに来る様々な人々が、本性に近いものをむきだしにしているような気がするのは、
それだけ必死だからでしょうか?
お客さんたちとのかかわり合いはもちろん、職員同士の関係も、なかなか興味深いものでした。
最後の元同僚とのトラブルが、読んでいて一番つらく感じました。
それでも、一条の光がさしていると信じたいです。
全体的には、前向きになれる小説だと思います。