神様のお願いを聞いて、叶えてあげる御用を祖父から引き継ぐことになった良彦。
今回は、少彦名神がかつて大国主神と共に入った心地よい温泉さがしである。
ただ、現在の道後温泉では水質が変わったのか、あの時のような心地よさは味わえなかったというのだ。
貧しいバイト暮らしの良彦が、温泉巡りをしなければならなくなるのか?
少彦名神や大国主神、須勢理毘売(すせりびめ)は有名どころで、それはそれで楽しかったのですが、初めて聞いた泣沢女神も、幼い頃泣き虫だった私としては身近に感じられて、知らないながらお世話になった気になりました。
今回も良彦は、人・・・というか神様の心の機微に長けていて、そこが御用人に選ばれた理由でもあるのかなと感じました。夫婦喧嘩も鎮まりましたしね♪
あとは、貧乏神様の行く末と、次回登場する神様の顔ぶれが楽しみです。
神様の御用人 (2) (メディアワークス文庫) 価格:¥ 594(税込) 発売日:2014-05-24 |