就職活動を始めて八か月。
どうしても思ったことをはっきり口に出してしまう有村志穂は、七十七回も面接に失敗していた。
彼女は、西陣織の機織り工場をリフォームした京町屋のシェアハウスに住んでいるのだが、ある時から、他の所帯の家庭の事情にずかずかと入り込むようになった。
結果としては、その家庭の事情は解決していくのですが、私はどうにもこの志穂が許せないと思ってしまいます。
彼女を利用しようとした人間が一番悪いのは分かっていますが、結局、あれもこれも自分のためじゃないですか。
よく善人面ができますよね。
というわけで、面白いけど何となく後味の悪い物語でした。
どうしても思ったことをはっきり口に出してしまう有村志穂は、七十七回も面接に失敗していた。
彼女は、西陣織の機織り工場をリフォームした京町屋のシェアハウスに住んでいるのだが、ある時から、他の所帯の家庭の事情にずかずかと入り込むようになった。
結果としては、その家庭の事情は解決していくのですが、私はどうにもこの志穂が許せないと思ってしまいます。
彼女を利用しようとした人間が一番悪いのは分かっていますが、結局、あれもこれも自分のためじゃないですか。
よく善人面ができますよね。
というわけで、面白いけど何となく後味の悪い物語でした。