8人の小説家が、夏目漱石の『吾輩は猫である』を題材に書いた猫アンソロジーです。
赤川さんの猫は人の生まれ変わり。
新井さんの猫は、ファンにはお馴染みの「ファージ」
石田さんの猫たちは、理知的。
荻原さんの猫は・・・可愛い4コマ漫画。
恩田さんの猫は、自由でマイペース。
原田さんの猫は、やんごとなきお方。
村山さんの猫は、気位が高そう。
そして山内さんの猫は、芸大生に飼われ始めます。
この本のタイトルを見て、今更ではありますが大島弓子さんのコミックエッセイ『グーグーだって猫である』は、
漱石のこのタイトルから付けたんだと気づいた次第で、誠に面目ない(苦笑)
だって、大島さんのは人の視点から描かれていたんですからー。
それはともかく、このアンソロジーはすべて猫視点。
ジャンルは色々あれど、どれも面白いです。
難を言えば「海洋堂のフィギュア」なんて細かく具体的な 商品名は、教えない限り1歳にも満たない子猫は知らないはずです。
大島さんの『綿の国星』のチビ猫だって、わざわざ「前の飼い主が画家の名前を教えていたんだな」 と他の猫に説明させているくらいで、そこが片手落ちでした。
細かいことを言って、ごめんなさい。
赤川さんの猫は人の生まれ変わり。
新井さんの猫は、ファンにはお馴染みの「ファージ」
石田さんの猫たちは、理知的。
荻原さんの猫は・・・可愛い4コマ漫画。
恩田さんの猫は、自由でマイペース。
原田さんの猫は、やんごとなきお方。
村山さんの猫は、気位が高そう。
そして山内さんの猫は、芸大生に飼われ始めます。
この本のタイトルを見て、今更ではありますが大島弓子さんのコミックエッセイ『グーグーだって猫である』は、
漱石のこのタイトルから付けたんだと気づいた次第で、誠に面目ない(苦笑)
だって、大島さんのは人の視点から描かれていたんですからー。
それはともかく、このアンソロジーはすべて猫視点。
ジャンルは色々あれど、どれも面白いです。
難を言えば「海洋堂のフィギュア」なんて細かく具体的な 商品名は、教えない限り1歳にも満たない子猫は知らないはずです。
大島さんの『綿の国星』のチビ猫だって、わざわざ「前の飼い主が画家の名前を教えていたんだな」 と他の猫に説明させているくらいで、そこが片手落ちでした。
細かいことを言って、ごめんなさい。