げみさんのやわらかい色合いのイラストと共に、村山さんの3つの短編が、本になりました。
表題作は、温暖化によって春に気温が36度になってしまう時代で、世界の人口が西暦二千年頃の半分になってしまったにもかかわらず、戦争を始めてしまった人類の愚かさと、それでも何とか変えようとする、子どもたちの決心が描かれています。
「桜の木の下で」は、猫が主人公。
「秋の祭り」では、雛人形が主役だったりします。
三編とも、温かい中に、少しの寂しさと切なさが隠れています。
お薦めです。
表題作は、温暖化によって春に気温が36度になってしまう時代で、世界の人口が西暦二千年頃の半分になってしまったにもかかわらず、戦争を始めてしまった人類の愚かさと、それでも何とか変えようとする、子どもたちの決心が描かれています。
「桜の木の下で」は、猫が主人公。
「秋の祭り」では、雛人形が主役だったりします。
三編とも、温かい中に、少しの寂しさと切なさが隠れています。
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