こっぱもちの部屋

主に、読書感想のブログです。他に、日常生活で楽しかったことを書くと思います。

『神は沈黙せず』読了

2004-06-25 00:00:00 | 未分類
タイトルにもある通り、ようやく読了しました。
そ、それにしても・・・消耗しました。何度も、投げ出そうかと思いました。

神を使ったパニック小説か?とか、科学崇拝・無宗教の人々に一石を投じるために
現実に神が現れる世界を描こうとしたのか?とか、ありとあらゆることを考えましたよ。
今年の星雲賞海外短編部門候補作の『地獄とは神の不在なり』
長編版か?とも、思いましたね。

色々考えすぎて、疲れきっています。
でも結末は、一般的な日本に住む人々なら、だいたい納得できるものなのではないかと思います。
ただ読むなら最後まで読まないと、不愉快といいますか、落ち着かない、
不安定な気分のままで過ごさないといけなくなりますので、覚悟して
最後まで読んでください。
あと、オカルト好きな人に勘違いされそうな気もしますね。途中までなら。

多分、これ以上に疲れる小説は候補に挙がっていないと思いますので、明日からは楽に過ごせるでしょう。
これから読む予定の方、応援しています、頑張ってください。

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草上さんが先か、梶尾さんが先か。

2004-06-24 00:00:00 | 未分類
昨日の日記で、草上さんの著作の感想を、一作ずつ書き込もうかと考えたので、
『こちらITT』をパラパラとながめていたら・・・。
この本の解説を書いていらっしゃるのが梶尾真治さんだったのですね。
すっかり忘れていました(^^;)

私の場合、同じ頃にお二人の著作を好きになった覚えがあるのですが、どちらが先だったのかなー?
今となっては霧の中ですね。

共通点は、短編の名手であることと、兼業作家であることです。
初めてのSFが、星新一さんだった私ですから、ファンになるのは、当然のこと。
でも、お二人の著作の方が、人間味があるというか、血が通っている気がします。

もし、今年、草上さんばかりでなく、梶尾さんにもお目にかかれたら・・・。
泣いて喜ぶでしょうね。
お会いすることができなくても、いて下さったら、生きていて下さったら、それで充分という気もします。
もちろん、草上さんもですよ。

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中途半端でごめんなさい。

2004-06-23 00:00:00 | 未分類
久々にヤフーで草上仁を検索し、他のサイトの草上さんのことを読んでみようとのぞいてみたのですが・・・。
草上さんのサイトが今は無いと、我こそは草上さんのファンサイトなりと気合の入ったサイトを
見つけたら、メールを下さいと書いてありました。

わが身を振り返るに・・・中途半端なんですよね。草上さんの小説を愛する気持ちは、
誰にも負けないつもりなんだけど、サイトとしては・・・。
日記も掲示板も他の話題が多いからなぁ。

一作ずつ、感想を書き込んでいくコーナーでも作りますか?
でも、私がひとつひとつ評価するのも、畏れ多いというか図々しく感じます。
まあ、草上さんに感想を送っている時点で、図々しいし、いい度胸しているのかもしれませんが・・・
いつか、作りましょう。

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短編集が出て欲しい。

2004-06-22 00:00:00 | 未分類
掲示板で書いたように、ミステリー傑作選に選ばれるのは、とてもうれしいことです。
でもねー、草上さんの短編集も出して欲しいと切実に思います。
今まで本になっていないものは当然として、書下ろしも読みたいよー。
長編だって大好きです。でも、でも、私は短編が読みたいんだー(絶叫)

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グラン・ローヴァ物語

2004-06-21 00:00:00 | 未分類
昨日の『アースシーの風』の内容を咀嚼しながら考えていたのは、
終わり方が、紫堂(しとう)恭子さんの『グラン・ローヴァ物語』を思わせる、ということでした。
ちなみに、これはあすかコミックスから出ているまんがです。

『グラン・ローヴァ物語』も、最後には、大賢者様やイリューシア達は、西の海の果ての世界に行ってしまい、
世界を変えてしまう力を持ってしまった愚かな人間達は、自分自身で考え、
決めていかなくてはならなくなるのです。
主人公は、その事の責任の重さ、重大さに苦悩するのですが・・・。

とても近いものを、この2つの物語に感じました。
ただ後者は、全ての人々が力を持ち、世界を変えていけるので、事は重大なんですけどね。
全ての人が、その力を悪用しないと言えるのだろうか?
皆さんは、どう思われますか?

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