都会のトム＆ソーヤ ５ 下 ＩＮ塀戸

こっちの表記の方が正しいのかな？
はやみねかおるさんの『都会のトム＆ソーヤ　５　下　ＩＮ　塀戸』を読みました。

ゲーム参加者が、とうとう宇宙人に寄生されてしまった。内人と創也はペンションにもどれず、
本格的に、サバイバルをしなくてはならなくなった。
ゲーム終了までに、寄生されずにすむのだろうか？

今回も、内人のサバイバーとしての力が試されます。
‘‘ぎゃふん’’といわされるのは、果たして誰なのか？思いがけない展開で、
ずいぶん楽しませていただきました。

さらに、内人と創也の父親たちの日常や、真田女史の日常も、サイドストーリーとして載っています。
どちらの話も、いかにも彼ららしい、かつ、温かい人間味あふれる物語になっています。

ただ、「かみさまのミソ汁」は、某少女コミックスを読んでいらっしゃるんじゃないかと思わされました。
まさか・・・ねぇ(^^;)

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来年の２月に梶尾真治さんの『クロノスジョウンターの伝説・増補版』が出る予定らしいです。
あのー、今でも４冊持っているのですが、また増やせと？
もうちょっと書いていただいて、「続」とか「２」というわけには・・・いかないんでしょうねぇ。

それにしても、草上さんの新刊の話題がしたいです。

都会のトム＆ソーヤＩＮ塀戸 ５ 上

はやみねかおるさんの『都会のトム＆ソーヤＩＮ塀戸　５　上』を読みました。

伝説のゲームクリエイター・栗井栄太ご一行さまは、内人と創也に‘‘ぎゃふん’’といわされたうらみを
晴らすため、三連休にＮ県塀戸村ペンション『マロン』にて行われるリアルＲＰＧに招待し、逆に
‘‘ぎゃふん’’といわせようとたくらんでいた。
他にも、堀越ディレクターとクラスメイトのその娘を含めて８人が、このゲームに参加することになる。

莫大な金がつぎこまれているだけに、次々と面白い体験をする内人と創也。しかし、他にもうらみを
買っているようで、命の危機にまで及びます。
本当は、一気に下巻まで読み通したかったのですが、あとがきに、「あなたの健康を損なうおそれが
ありますので、読みすぎに注意しましょう」と書かれているので仕方ありません。
この先、どんな体験が彼らを待ち受けているのか、楽しみにしつつ、本を閉じようと思います。

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１１月７日に谷山浩子さんのニューアルバム『フィンランドはどこですか？』
http://entertainment.aol.co.jp/music/taniyamahiroko/discography.htmlが発売されます。
タイトルでそんなこと聴かれても・・・(^^;)と笑ってしまいましたが、二つの曲のタイトルを一緒にしたのですね。
確かにインパクトはありますが、谷山浩子偉人化計画の一部なのでしょうか？

朝顔はまだ咲かない

柴田よしきさんの『朝顔はまだ咲かない　小夏と秋の絵日記』を読みました。

高校一年のときから、ひきこもりになった鏡田小夏。
今は、仕事で忙しいママの代わりに専業主婦をしている。
今、小夏を訪ねてくれるのは、高校を退学する時に泣いて止めてくれた秋だけ。
秋は、結構遊んでいるようで、恋の一部始終を報告にやってくる。
そんな中で出会う日常の謎。それを解き明かしているうちに、様々な出会いに巡り合う。
そして、小夏にも少しずつ人生の変化が訪れる。

とてもやりきれない事が、最後に待ち受けているけれど、小夏がそれを乗り越えたときには、
強くなったな、と感じました。私にその強さがあるかどうか・・・。
みんな、自分に都合の悪いことは忘れていくのですね。

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恋愛観に関するバトン
よしさんより頂きました。




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○ルール○



タイトルに次に回す恋愛観を知りたい



5人の名前を書いてビックリさせましょう






Q1 外見のタイプを教えて下さい

昔は、野村義男さんがタイプだったのですが、今は・・・どうだろう？


Q2 内面のタイプを教えて下さい

温厚で正直な人・・・かといって、何でも思ったことを言われても困るし、うーむ。


Q3　恋愛対象はいくつからか教えて下さい

上は１０歳、下は５歳くらいでしょうか？


Q4 無口な人としゃべる人はどっちがいいですか

ほどほどにしゃべって、私の話も聞いてくれる人。
かえって難しいかな？


Q5 異性のこういうところに弱いってのは何ですか？

内緒、本人に知られたくないので。


Q6 異性にされて、もしくは言われてイヤなことは？

暴力。言葉でも嫌。でも、私自身が皮肉屋だからなぁ(^^;)


Q7 告白したい方？されたい方？

時と場合によります。


Q8 このバトンを回す5人の恋愛における漢字を一文字で言うと？

読・・・むつぞーさん。この方こそ、私の倍以上読んでいます。

活・・・ちびさん。働き者ですよね。

動・・・まひろさん。読書に仕事に地域活動にとパワフルなので。

忍・・・トロといっしょさん。不言実行タイプですよね。

生・・・あらま草さん。様々なイベントでたくさんお知り合いを作って生き生きとされているので。


答えられる方だけでかまいませんので、宜しくお願いいたしますm(__)m

片耳うさぎ

大崎梢さんの『片耳うさぎ』を読みました。

小学六年生の奈都は、父の経営していた会社が倒産したために、父の実家に身を寄せることになった。
しかし、その屋敷は広大で、奈都を圧倒し、萎縮させ、それがために雪子伯母にも嫌われてしまったようだ。
父は事業の再建のために各地を飛び回り、心細い毎日を送っていた。
その上、母方の祖母の具合が悪くなったために、母も実家に帰り一人ぼっちになってしまった。

そんな時、クラスメイトのおねえさん中学生のさゆりが、泊まりに来てくれることになった。
ジェットコースターとお化け屋敷が大好きで、奈都のいる蔵波屋敷はうっとりだと話す、たくましい人である。
到着早々、屋敷の探検が開始され、屋敷を狙う陰謀が見え隠れするようになる。
幼い頃にまぎれこんだおとぎの国、屋敷の秘密。奈都はそれに立ち向かっていく。

初めは弱々しかった奈都が、さゆりの影響も受け、だんだんたくましくなっていく冒険・成長物語です。

１９５０年のバックトス

北村薫さんの『１９５０年のバックトス』を読みました。

いつもの日常の不思議ばかりでなく、普通の生活の中の喜怒哀楽や、人の縁の物語が一杯詰まっています。
それを見つめる瞳がやさしく温かく感じられます。

でも、「百合子姫・怪奇毒吐き女」は異色で、とても笑え、親近感を覚えました。
表題作は、野球が結ぶ不思議な縁が心を温かくさせてくれました。