河合隼雄さんの『泣き虫ハァちゃん』を読みました。
感受性が高く、泣き虫なハァちゃんの幼児期から小学四年生までの成長を描いたフィクションです。
男の子でも泣いてもいいのだと受け入れてくれる母、厳格ながらもサンタクロースの夢を
信じさせてくれる父。
五人の兄弟や同級生たちと駆け回り過ごした兵庫県丹波の野山。
とてもやさしく温かく素晴らしい物語ですが、憲兵など戦争の影がそこに色濃く残ります。
やはり私自身は、自由に物の言えるこの時代に生きることができて良かったと思うのです。
感受性が高く、泣き虫なハァちゃんの幼児期から小学四年生までの成長を描いたフィクションです。
男の子でも泣いてもいいのだと受け入れてくれる母、厳格ながらもサンタクロースの夢を
信じさせてくれる父。
五人の兄弟や同級生たちと駆け回り過ごした兵庫県丹波の野山。
とてもやさしく温かく素晴らしい物語ですが、憲兵など戦争の影がそこに色濃く残ります。
やはり私自身は、自由に物の言えるこの時代に生きることができて良かったと思うのです。