 |
たまさか人形堂物語 価格：￥ 1,500（税込） 発売日：2009-01 |
古くから抱き人形を作っていたが、戦争の痛手と流行遅れともあいまって
売れなくなった人形屋を諸事情から継ぐことになった澪。
人形の小売りから修復に主軸を移してからは、そこそこ忙しく、
ふたりの従業員もかろうじて雇い続けられている。
修理に持ち込まれる様々な背景を持った人形たちが繰り広げるドラマ。
一癖も二癖もある富永くんと過去に深いものを背負った影のある師村さん。
薄い本でありながら、重厚感があるのは、たくさんの人間模様が交錯しているからでしょうか？
なかなかあなどれない本でした。
 |
あたしのなかの魔法 (ハヤカワ文庫FT) 価格：￥ 861（税込） 発売日：2009-02 |
何百年も生き続ける遠い祖先、ラウル・カンシーノに莫大なカンシーノ家の魔法をもらったリーズンは、
Ｊ・Ｔの命を救ったが、カンシーノの魔法は彼女を人間でないものに変え始めた。
リーズンは、このまま不思議な存在へ姿を変えていくのか？仲間を救えるのか？
私は、リーズンがでっきり偉大なる魔法使いにでも変身するのかと思っていましたが、
そうよねー、サラフィナの娘ですものね。
そういう考えでそういう芸当をしてみせて当然ですよね。
でも、完全なめでたしめでたしじゃなくて、十数年後かには一波乱ありそうな問題を残しているところが
また面白いですね。多分、トムが何とかしてくれることを信じて、完結の余韻を楽しみたいと思います。
小倉に行ったついでに、八分咲きだという小倉城の桜を見てきました。
やはり、ここまで花が開くと華やかですねー。
週末に天気が崩れなければ、満開の桜も見られるかも。
