こっぱもちの部屋

主に、読書感想のブログです。他に、日常生活で楽しかったことを書くと思います。

もっと声に出して笑える日本語

2010-07-25 00:00:00 | 未分類
立川談四楼さん『もっと声に出して笑える日本語』を読みました。

前回よりパワーアップして、いっそう面白くなっています。

ただし、苦情を一言。

北九州の「何しよん?」は「ナニシヨン?」じゃなくて「ナンシヨン?」です。
ちなみに、これに対する正しい返事は「ナーンモシヨラン」です。
フランス語に聞こえますか?

あと、帯を見て知ったのですが、早川書房と光文社がノンフィクション・エッセイ対決をしていたとはねー。
知りませんでした。
ホーキングにでもチャレンジしてみようかな?

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

永遠の夢

2010-07-24 00:00:00 | 未分類
レイ・ブラッドベリさん『永遠の夢』を読みました。

中編「どこかで楽隊が奏でている」は、住人の誰もが年をとらず、子どもがいない不思議な隠れ里
サマートンとその駅に飛び降りた記者カーディフの物語。
「2099年の白鯨」は、メルヴィルの「白鯨」における帆船を宇宙船に、
白鯨を白い彗星に置き換えて描かれた物語だという。

前者は、幻想的で不思議なファンタジーで、味わい深い話です。
こちらは、とても気に入りました。
後者は、白鯨に恨みを抱くのなら分からないでもありませんが、
無生物である彗星に恨みを抱くのは、よく分かりません。
SFとしても、説得力があまり無いような気がします。
ブラッドベリさんの作品の大抵のものは好きなのに、こういう感想で、ごめんなさい。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

アンゴスチュラ・ビターズな君へ

2010-07-23 00:00:00 | 未分類
高泉淳子さん『アンゴスチュラ・ビターズな君へ』を読みました。

毎年、年末に行われている舞台「ア・ラ・カルト」の中から小説家した物語たち。

青山裏通りのフレンチレストランへ、クリスマスイブの夜に訪れた4組の男女。
彼らの間にある料理もデザートも飲み物も、どれも美味しそうで、
彼らの会話も魅力的で多様で、とても惹きつけられます。

表紙の女性は、まるで高泉さん。
美味しそうに何かをほおばりながら飲み物を片手に持つ姿は、何とキュートなことか。
挿絵の料理も、とても美味しそうです。

全てが一級品のア・ラ・カルト。
ごちそう様でした。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

地球移動作戦

2010-07-22 00:00:00 | 未分類
山本弘さん『地球移動作戦』を読みました。

西暦2083年、謎の天体2075Aが24年後に地球に迫り、壊滅的な被害をもたらすことが分かった。
衝撃的なオープニングと、今なら笑いものになりそうなプロジェクト。

この設定で、読者は説得できるのだろうか?と思いながら読み進めていくと。
意外と説得力があるのですねーこれが。

ある事件から、この地球を救うプロジェクトの実現を決意する天才少女・風祭魅波。
様々な障害や妨害に立ち向かっていく彼女と人類の姿には、とても感動しました。
面白かったです。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

声に出して笑える日本語

2010-07-21 00:00:00 | 未分類
立川談四楼さん『声に出して笑える日本語』を読みました。

「御遺族は今、悲しみのズンドコに沈んでいます・・・」
アナウンサーの言い間違いから、下ネタ、酒場で飲んでいるときの会話まで、
人々の日常会話を耳を澄ませて集めた「笑える日本語」の数々。

確かに、電車の中では読めません。
続きもありますので、読むのを楽しみにしています。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする