まず、今日の書き込みは、ホラーが苦手な人は、読むのをおやめください。
さて綾辻行人さんの『Anoter』を読みました。
榊原恒一は、十五歳。
とある事情で、母方の祖父母の家に厄介になり始めて三日目に、左の肺がパンクしてしまった。
結局、五月の連休明けに、転校生として夜見北中学校三年三組に入ったのだが、そこでは奇妙なことが
行われていた。
1972年、三年三組のミサキというクラスの人気者が死亡したことに端を発する不思議な出来事。
それは、異色な恐怖の現象だった。
死者は誰?
他人どころか自分自身でさえ信じられない状況に追い詰められる恐怖。
この本では、とことんまで死の恐怖に追い詰められていきます。
いや、すさまじかったです。