こっぱもちの部屋

主に、読書感想のブログです。他に、日常生活で楽しかったことを書くと思います。

『ミニスカ宇宙海賊8 紫紺の戦魔女』笹本祐一

2012-09-06 19:37:15 | 本と雑誌
ミニスカ宇宙海賊8 紫紺の戦魔女 (朝日ノベルズ) ミニスカ宇宙海賊8 紫紺の戦魔女 (朝日ノベルズ)
価格:¥ 1,050(税込)
発売日:2012-04-20

今回、茉莉香は、ひょんな事から知り合った賞金稼ぎ「紫紺の魔女」ノエルが追う賞金首に
関わりあうことになる。
よりによってその獲物は詐欺師ジャッキー・ファーレンハイトだという。

頭の痛くなることに、ジャッキーが今狙っているのは茉莉香たちの住む海明星を私有できるかもしれないという書類。
茉莉香たちは、彼の企みを阻止できるのか?

冒頭のグリューエルの肝の太さにもまいりましたが、ジャッキーを知るほどに増してくる不気味さは、それを上回ります。
でも、その彼と堂々と渡り合える茉莉香たちも、高校生とは思えません。
私だったら、あせってジャッキーの思惑通りに行動してしまいそうですから。

これからまだまだ続きそうな「ミニスカ宇宙海賊」とても楽しみです。
アニメ化された「モーレツ宇宙海賊」がレンタルできるようになるといいですね。

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ミニスカ宇宙海賊8 紫紺の戦魔女

2012-09-06 00:00:00 | 未分類
笹本祐一さん『ミニスカ宇宙海賊8 紫紺の戦魔女』を読みました。

今回、茉莉香は、ひょんな事から知り合った賞金稼ぎ「紫紺の魔女」ノエルが追う賞金首に
関わりあうことになる。
よりによってその獲物は詐欺師ジャッキー・ファーレンハイトだという。

頭の痛くなることに、ジャッキーが今狙っているのは
茉莉香たちの住む海明星を私有できるかもしれないという書類。
茉莉香たちは、彼の企みを阻止できるのか?

冒頭のグリューエルの肝の太さにもまいりましたが、ジャッキーを知るほどに増してくる不気味さは、
それを上回ります。
でも、その彼と堂々と渡り合える茉莉香たちも、高校生とは思えません。
私だったら、あせってジャッキーの思惑通りに行動してしまいそうですから。

これからまだまだ続きそうな「ミニスカ宇宙海賊」とても楽しみです。
アニメ化された「モーレツ宇宙海賊」がレンタルできるようになるといいですね。

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『森の家』千早茜

2012-09-04 19:40:57 | 本と雑誌
森の家 森の家
価格:¥ 1,575(税込)
発売日:2012-07-12

父が家を捨てたため、娘に嫌悪と異常な執着を見せた母を持つミリ。
気がふれた母が急死し、母に父親だと指名された無関心な男に育てられた少年まりも。
まりもの一応父親である聡平は、ミリを家に同居させたあげく、当初の予定通り、まりもが20歳になると家を出て行ってしまった。

表紙の絵がイメージさせる、森の奥の暗がりのような陰りを帯びた物語です。
三人が三人とも、自らの歪みや偏りを自覚し、普通の人とは違うんじゃないかという不安を持っているところに共感を覚えます。
少しドロッとしたところもあるので、読むときの精神状態は考えた方がいいかもしれません。

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森の家

2012-09-04 00:00:00 | 未分類
千早茜さん『森の家』を読みました。

父が家を捨てたため、娘に嫌悪と異常な執着を見せた母を持つミリ。
気がふれた母が急死し、母に父親だと指名された無関心な男に育てられた少年まりも。
まりもの一応父親である聡平は、ミリを家に同居させたあげく、当初の予定通り、
まりもが20歳になると家を出て行ってしまった。

表紙の絵がイメージさせる、森の奥の暗がりのような陰りを帯びた物語です。
三人が三人とも、自らの歪みや偏りを自覚し、普通の人とは違うんじゃないかという
不安を持っているところに共感を覚えます。
少しドロッとしたところもあるので、読むときの精神状態は考えた方がいいかもしれません。

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『ヘンたて 幹館大学ヘンな建物研究会』青柳碧人

2012-09-02 19:39:11 | 本と雑誌
ヘンたて 幹館大学ヘンな建物研究会 (ハヤカワ文庫 JA ア 7-1) ヘンたて 幹館大学ヘンな建物研究会 (ハヤカワ文庫 JA ア 7-1)
価格:¥ 735(税込)
発売日:2012-06-22

幹館大学に入学した中川亜可美は、「ヘンな建物研究会」というサークルに入会した。
新歓合宿でさえ、扉が12枚ある離れのある旅館。
まずは、この不思議な離れに隠された謎について解き明かすことから、新入生のサークル活動が始まった。

その後も、高さ100メートルのエレベーター式マンション、城跡に残された隅櫓脇のデッドスペース、客室に回転すしが流れるホテルと、訪れるのはヘンな建物ばかり。

主に、その建物がそのようになった理由を解明する物語で、並行して、亜可美の日常の悩みなどが描かれています。
仲間は個性的だし、他校のサークルとの交流もあり、読んでいてとても楽しく感じます。
結末からして、続きも考えられていそうですし、今後、どんなヘンたてに出逢えるのか期待しています。

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