こっぱもちの部屋

主に、読書感想のブログです。他に、日常生活で楽しかったことを書くと思います。

君と過ごす季節 秋から冬へ、12の暦物語

2013-04-25 00:00:00 | 未分類
『君と過ごす季節 秋から冬へ、12の暦物語』を読みました。

二十四節気の立秋から大寒までの季節の移り変わりをテーマに書かれたアンソロジー集です。

私が一番気に入っているのは、小川糸さんの霜降。
恋人と行くはずだった恋人の実家に、一人で列車で向かう物語です。

次に、小澤征良さんの大寒。
主人公が、母の従兄弟の死によって彼の経営していた飲食店「シルバー・ムーン」を継ぐ決心をした
不思議な夜の話です。

三番目は、飛鳥井千砂さんの小寒。
共働きで、皆と同じように休めない夫婦が、正月明けの五日頃に夫の実家に里帰りする経緯です。

ちょっと変わったところで、東山彰良さんの小雪もいいと思いました。

あくまでも私の好みですし、人気のある方の作品でも私の肌に合わないものもありましたので、
人それぞれですね。

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『星界の戦旗V宿命の調べ』森岡浩之

2013-04-24 19:45:25 | 本と雑誌
星界の戦旗V: 宿命の調べ (ハヤカワ文庫JA) 星界の戦旗V: 宿命の調べ (ハヤカワ文庫JA)
価格:¥ 651(税込)
発売日:2013-03-22

<ハニア連邦>の艦隊が帝都への進撃を開始し、アーヴたちはラクファカールを放棄しなければならなくなった。

ラフィールとジントたちは、<ガフトノーシュ・ドゥラド>で<忘れじの広間>にある帝国宝物、英雄芳名碑を皇太子ドゥサーニュのもとにとどけるよう皇帝ラマージュに命じられた。

まさかアーヴがここまでしてやられるとは思っていなかったので、驚きと寂しさが入り混じった気持ちになりました。
ここで第一部完結ですが、第二部から逆襲に転じることを信じています。

また森岡さんご自身は、命に関わる病にかかられた後とのこと。
どうかあまり無理をなさらず、でも堅実に執筆なさってください。
難しいですよね。でもお体が心配なのと同時に、続きも読みたいのです。
わがままで、申し訳ありません。

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星界の戦旗V宿命の調べ

2013-04-24 00:00:00 | 未分類
森岡浩之さん『星界の戦旗V宿命の調べ』を読みました。

<ハニア連邦>の艦隊が帝都への進撃を開始し、アーヴたちはラクファカールを
放棄しなければならなくなった。

ラフィールとジントたちは、<ガフトノーシュ・ドゥラド>で<忘れじの広間>にある帝国宝物、
英雄芳名碑を皇太子ドゥサーニュのもとにとどけるよう皇帝ラマージュに命じられた。

まさかアーヴがここまでしてやられるとは思っていなかったので、
驚きと寂しさが入り混じった気持ちになりました。
ここで第一部完結ですが、第二部から逆襲に転じることを信じています。

また森岡さんご自身は、命に関わる病にかかられた後とのこと。
どうかあまり無理をなさらず、でも堅実に執筆なさってください。
難しいですよね。でもお体が心配なのと同時に、続きも読みたいのです。
わがままで、申し訳ありません。

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『満月ケチャップライス』朱川湊人

2013-04-23 19:41:03 | 本と雑誌
満月ケチャップライス 満月ケチャップライス
価格:¥ 1,470(税込)
発売日:2012-10-05

三田村進也が中学生の頃、スナックをしていた母が見知らぬ男を家に連れてきた。
名前は鈴木ひろし、頭がモヒカン刈りで鳥みたいなのでチキンとしたいところだが、本人が弱虫みたいで嫌だと言うのでチキさん。

当時の進也は、幼い頃に妹の怪我を防げなかったことで強い罪悪感を持ち、妙に大人びていた。
それがチキさんと暮らすうちに、年相応になってきた。

そんな矢先、チキさんの過去を知る男が現れたり、妹の亜由美が妙な団体に関わったりと、周囲がキナ臭くなってくる。

まさか、あの事件をからめた物語になってくるとは思いませんでしたし、ラストは何とも切ない気分にさせられました。

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満月ケチャップライス

2013-04-23 00:00:00 | 未分類
朱川湊人さん『満月ケチャップライス』を読みました。

三田村進也が中学生の頃、スナックをしていた母が見知らぬ男を家に連れてきた。
名前は鈴木ひろし、頭がモヒカン刈りで鳥みたいなのでチキンとしたいところだが、
本人が弱虫みたいで嫌だと言うのでチキさん。

当時の進也は、幼い頃に妹の怪我を防げなかったことで強い罪悪感を持ち、妙に大人びていた。
それがチキさんと暮らすうちに、年相応になってきた。

そんな矢先、チキさんの過去を知る男が現れたり、妹の亜由美が妙な団体に関わったりと、
周囲がキナ臭くなってくる。

まさか、あの事件をからめた物語になってくるとは思いませんでしたし、
ラストは何とも切ない気分にさせられました。

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