「らしさ」を大切にしょう

毎日さむい日が続きます。今日はマット運動を主練習とした取り組みをしました。寒さや練習に向かっていく部員を見ていると「若者らしさ」を感じます。最近の世の中、この「らしさ」が失われているような気がしてなりません。親父らしさ・教師らしさ・政治家らしさ・子供らしさ・大人らしさ・サラリーマンらしさ・芸能人らしさ・スポーツマンらしさ・等々。親と子供が友達関係。先生と生徒が友達関係。何故か理想のように話す方もいるのには驚きです。教える側と教わる側が対等でない事くらい常識です。親子が友達になれるのは子供が成人してからだと思います。人格形成も確立していない年齢なのに、世の中のル－ル、考え方や見方を教えるのは親です。教師と生徒も同じです。友達感覚だから、強く指導できずに、「まあまあ、なあなあ」で、終わってしまうのです。スポーツの世界でも場に合わない服装や言動を平気で練習場に持ちこむ選手がいます。芸能人らしさはグランドにはいらないのです。銀行員が作業服で対応出来ない事は常識。建築現場の人がスーツで仕事が出来ないのと同じです。「らしさ」を失ってしまうから「自分らしさ」も失うのです。せめて「人間らしさ」だけは失わないようにしたいものです。