九里陸上部 指導者日記

九里学園陸上競技部の指導者によるブログです。
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人づくり

2008年02月18日 10時11分03秒 | その他(投稿者・忍者)
大寒波も少しずつ北に去って行きそうで、予報では水曜日頃から福島では最高気温が10度近くまで上昇するとの事です。(米沢でも5度前後まで上がる予報です)寒さが心を強くする時期が去り、いよいよ新たなる始動開始かも知れません。東京マラソンに3万人が参加したとの事です。ホノルルマラソンを10年程見ていた(生徒引率で)私にとって特に驚きはありませんが、日本人は本当にお祭りが好きな民族だと思います。スポーツについても「過去も含めて」世界に通用するスポーツだけが持てはやされます。(野球・バレー・フィギァスケート・スキー・水泳・柔道・マラソン・サッカー・ゴルフ・女子ソフトボール・女子レスリング)今話題のハンドボールや卓球・スポーツ人口が多くプロまで出来たバスケットやラクビーには特定の国内大会以外は話題にも上りません。オリンピックで活躍するかどうかでマスコミの扱いがそうさせているのだと思います。陸上競技も種目的に人気の出てきた種目はありますが、底辺拡大を考えれば長距離のスポ少ばかり出来て、多くの種目は中・高・からのスタートです。中には中学で燃え尽きて高校では競技継続しない選手も数多くいます。楽しみや生き甲斐を感じないから(心を教えないから)魅力を感じないのでしょう。他より速いかどうか、勝つか負けるか、も大切ですが、自分の能力を何処まで伸ばせるかに喜びを感じれば自然に次の目標は出てくるものです。九里陸上の部員の多くは競技継続する為に進路まで変えて(急な大学進学)いる部員が多くいます。それは其れなりに何かを見つけたからでしょう。部員数の多い今年の三年生。男女18名中9名が大学進学(全員合格・まだ国立受験を残している部員もいます)他に1名は就職して競技継続する部員もいます。進路まで考えてやるのが指導者です。2年生は部員数12名・1年生は11名と少なくなるので少しは楽になりそうです。今日は練習休養日です。将来に役立つ人づくりをして行きたいと思います。
コメント
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