九里陸上部 指導者日記

九里学園陸上競技部の指導者によるブログです。
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勝てる選手になる為には

2015年04月20日 08時29分00秒 | その他(投稿者・忍者)
4月18日(日)19日(日)、日本のトップアスリートが出場する織田記念陸上がありました。100mで日本人初の9秒台が出るのでは、注目されたのは桐生祥秀選手でした。力量的には出せるものを持っている事は誰もが認めるところです。結果は2位で10秒40。「これが陸上競技なんだなァ」勝ことを含めて記録を出すことの大変さを感じました。見えないもの「重圧」は本人の想定以上のものだったのだと思います。まだ19歳、此れから9秒台を出すチャンスは数多くあります。意外とあまり知られていない大会で出るのかもしれません。王者を守るよりもチャレンジャーの方が強い事は、東北大会やインターハイでも言えることです。「やって見なきゃ分らない」その為には、日頃の練習で心身の努力をしなければ勝てる選手にはなれないと言う事です。1ヶ月や数ヶ月で出来るものではなく、培うものがなければ生まれて来ないものです。九里陸上も春シーズンの入口にいます。力は付けているけど発揮出来るかどうかは指導者にも分りません。本人がどこまで成長しているかです。数学のように必ず決まった答えが出るものではないのが陸上競技です。それだけに誰にでもチャンスがあると言えるでしょう。指導者としては部員を信じるだけ、HBG校を含め、多くの熱心な指導者は選手よりも疲れている。そこを分る選手ならば勝てる様な気がします。明日は16時から市営陸上競技場で練習します。
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