興趣つきぬ日々

僅椒亭余白 (きんしょうてい よはく) の美酒・美味探訪 & 世相観察

律儀者

2021-09-16 | 季節の移ろい

今朝5時半頃の東の空。もうすぐ日が昇ります。

ひと月前には5時には明るくなったのに、日の出が遅くなりました。
季節は足早に夏から秋へと向かっています。

9月に入って雨がちの日が多く、朝のウオーキングをサボっていましたが、ひさしぶりに朝歩き。

空気はひんやりとしていて、Tシャツでは寒いくらい。
でも、肌に触れる冷気が気持ちいい。ウオーキングには絶好の季節です。

 

 

 

 

  

妙音沢の湧き水。

 

 


  

彼岸花も咲き始めました。

「あっ、もうお彼岸か」
と、お彼岸が近いことを忘れていましたが、彼岸花はこの時季にキッチリと咲く。

律儀者です。


ふるやのヤモリ

2021-08-18 | 季節の移ろい

カーテンを開けると、ガラス戸の外側に ‘夜の来訪者’ がへばりついていた。
ヤモリである。

(写真だと大きさが分かりにくいが、10センチほど)

わが家には、以前からヤモリが棲みついている。

朝、外に雨戸を開けにいって、わたしも何度か出くわしている。
「ふるや(古家)のヤモリ」といったところか。

ヤモリは爬虫類の仲間で、わたしはあまり好きではないが、漢字で家守(やもり)とも書き、シロアリなどの害虫を食べ、家を守ってくれるという。

それゆえか、縁起の良い生き物といわれ、神の使いとも開運や金運のご利益があるともいわれている。(うちにはご利益、なかったナア

夜行性で、上のヤモリも夜に害虫を捕食してくれていたのだ。(感謝せねば)

 

 

 

次の日の昼間に見た同じ場所。

夜行性のヤモリはもういなかった。


サルスベリの花

2021-08-08 | 季節の移ろい

今、サルスベリの花が、あちこちに咲いています。

サルスベリの花にはろいろな色があるようですが、ウオーキング(散歩)の途中で見つけた、上の写真のサルスベリの色がとてもきれい。

赤みのやや強いピンクというか赤紫色というか、おのれを主張し過ぎない控えめな色が素敵です。

たくさんの小さな花びらに色の濃淡があり、それらが集まったひとかたまりの花に、変化と陰影をつけています。

色合いからいうと、「日本の伝統色」にある躑躅色(つつじいろ)が近いでしょうか。

 

 

 

   

ここは、いつもは何気なく通り過ぎている道です。

サルスベリの木としては、ずいぶん大きな木。花が咲いて、初めてサルスベリと知りました。

躑躅色 つつじいろ #e95295の色見本とカラーコード - 和色大辞典 (colordic.org)


早朝の たのしい川べ

2021-07-29 | 季節の移ろい

川沿いの散歩道。

朝5時を少しまわったところ。日中は暑くてとても歩けないので、この時間にウオーキングを開始する。

 

 

 

カワウ(川鵜)を発見。

時折頭から水中にもぐって、ふたたび浮いてくる。もぐる瞬間を撮ろうと何度かシャッターを押したが、写っていなかった。

流れの速い水中の小魚を獲るには、機敏な動作が要るのだろう。

 

 

 


 

これはアオサギ。

同じ格好で動かない。

水中にもぐるのでなく、浅瀬に流れ込んできた小魚を、ピンポイントで素早くつまんでいるのだろう。

 

 

 

湧き水周辺の人々。

ペットボトルに湧き水を詰めて持ち帰る人(菜園用か)、犬を散歩させている人、自転車で来てベンチで寝ころがっている人・・早朝、人々もさまざまである。


ガウラが咲いています

2021-07-25 | 季節の移ろい

わが家の庭に咲いているガウラという花です。

長い茎に花芽をたくさん付けて、2か月ほど前から白い小さな花が咲いてはしぼみ咲いてはしぼみ、まだ咲き続けています。

 

 

 

    

ハクチョウソウともいい、花の形は優美でしとやか。

 

 



    

盛夏を迎え、ガウラには、小さな蜂がブンブン飛んでくるようになりました。
ミツバチでしょうか。人に襲ってくることはなさそう。

蜜が旨いのか、香りがいいのか、蜂たちはほかの花には見向きもしません。

‘蜂好き’ のする花なのですね。


最高の梅干し日和

2021-07-18 | 季節の移ろい

梅雨明け宣言と同時に、きのうからさっそく炎暑到来。最高の梅干し日和となった。

わが家では今年も美味しい梅干ができそう。

 

 

 


   

梅干には、食欲増進効果に加え、血流改善効果や新陳代謝促進効果があり、疲労回復やアンチエイジングにも役立つそうだ。

せいぜい食べて、より元気で若々しくありたいものである。

干し上がったらさっそく、新梅干で「梅肉のおかか和え」(酒のツマミ)を作ろう。

“箸先 なめなめツマミ” の世界 - 興趣つきぬ日々 (goo.ne.jp)


梅雨らしい一日

2021-06-19 | 季節の移ろい

きょうは小糠雨が降っていると思ったら止んでいる、止んでいるともったら降っている、いかにも梅雨らしい一日でした。

わが家のアジサイ、アナベルです。

 

 

 




よく見ると、細かい花びらの一つ一つにも水滴がのって、とてもきれい。

 

 

 




マイヤーレモンの実もふくらんできました。

この雨が、生きものの命を育んでくれるのですね。


今年も美味しい梅干しができそう

2021-06-08 | 季節の移ろい

紀州から美女たちがやってきました。

和歌山県田辺市の農園から送られてきた、梅干し用の南高梅です。

頬をほんのり赤く染めて、初々しい乙女のよう。*個人の感想です


箱からあけてザルに広げると、完熟梅の甘い香りが部屋中に立ちこめました。

 

 



    

今年も美味しい梅干しができそうです。


梅雨直前の濃霧の朝

2021-05-20 | 季節の移ろい

今朝は辺り一面、濃い霧におおわれた。50メートル先が見えないくらい。

時間は朝5時過ぎ、ひんやりと湿気っぽい空気が、顔や首筋をおおう。

妙音沢の斜面林(上の写真の左をはいったところ)を登ろうと思ったのだが、薄暗くて、足元もすべりやすそうで、断念。

 

 

 

   

車もライトを点けて走行。

ここ数日、雨がちの日が続いている。もし梅雨入り宣言が出されれば、関東も平年より20日ほども早い梅雨入りとなる。

 

 

 

   

きょうは庭の梅を収穫。

梅の実はほんとうに ‘梅雨’ の頃に生るのですね。

 

 


   

さっそく梅酒作り。

 

 

 

   

完成。

右の小さい瓶は、梅の蜂蜜漬け。


心を和ませてくれる花々

2021-05-04 | 季節の移ろい

ヤグルマソウ。

青の色が、えも言われぬ美しさ。

ヤグルマソウの花壇が、わたしのウオーキングコース(散歩道)の一つである墓園の入口付近にある。

 

 

  

淡いピンクもきれい。

 

 

 

  

シロも。

 

 

 


  

ムラサキも。

 

 

 


  

これがその花壇。


 

 

  

その近くに寄せ植え花壇もあり、よく手入れがなされている。

時折、園内でこれらの花壇の世話係と思しき女性の方を見かける。
わきにある墓園事務所の人だろうか。

その人はすれちがうたびに、「おはようございます」「こんにちは」と、明るく声をかけてくれる。

花が人の心を和ませてくれるように、この方も来園者(たとえ散歩者でも)の心を和ませてくれているのだ。

こんど見かけたら、こちらから先に挨拶をしよう。


雨の日の薔薇

2021-04-14 | 季節の移ろい

雨にぬれたプレイボーイ。

いえ、わたしのことでなく、わが家に咲いたプレイボーイという名前の薔薇のことです。
たしかにわたしは、水も滴るいい男ですが・・。(虚偽表現はいけません)

きょうは朝から雨。水滴のついた薔薇も素敵です。

 

 




これはナニワイバラ。

まだ蕾もありますが、咲きそろうのを待っていると、すでに開いた花が雨で散ってしまいそうなので、今朝撮りました。

薔薇の季節が始まりました。

     


鳥たちの春

2021-04-08 | 季節の移ろい

きょう、土手の散歩道を歩いていると、川面を飛んでいたダイサギが急に空に上昇し、対岸の林の高いところにとまった。

川の浅瀬に降り立っているダイサギはよく見るが、林にとまるのはめずらしいので、記録としてパチリ。

 

 

 

   

これは一週間ほど前、墓園で撮った野鳥。

ネットの野鳥図鑑で調べてみたが、何という鳥か分からなかった。
スズメほどの大きさで、鳴き声はピーピー、キャーキャーとかん高い。

春は、鳥たちにとっても元気の出る季節なのだ。

 

 


     

今朝見たダイサギは、わたしが小一時間歩いて同じ場所にもどると、まだ同じところにとまっていた。
居心地がよさそうだ。

まさかここに巣をつくるわけではないでしょう。

わたしを待っていたわけでもない。(アタリマエダ)


若葉の季節がやってきた

2021-03-31 | 季節の移ろい

木々は花の季節から、新緑の季節に移ってきている。
歩いていると、ところどころに初々しくつややかな若葉を見かける。

上の写真の木は、何という木だろうか。(ネットの樹木図鑑で調べても分からなかった)
萌え出でたばかりのフレッシュな葉が、左右に広がり、浮き出て見える。

 

 

 

   

萌葱(もえぎ)色系の爽やかな緑だ。若葉の季節がやってきた。

 

 

 

    

こちらは土手の遊歩道から、墓園に入ってすぐのところにある登り道。

段々が72段あって、一気に登ると結構しんどい。足の筋肉を強く使うのが分かる。
ウオーキングコースにここを入れると、有酸素運動に加え、筋トレ効果も期待できそう。

 

 


 

左右の斜面に、木々が斜めに傾きながら生えていた。

傾いていても倒れない。地面に必死にしがみついているという風でもない。
「斜めだってヘッチャラだい」と言っているようにも見えるのは、根が地中にしっかりと張っているからだろう。

相田みつをのエッセイの一節を思い出した。

 根
  花は見えても
  根は見えない⋯⋯
  さりげない平凡な
  生活の中に
  底のふかい
  根張りのある人生を
  築いてゆきたい
      ―『雨の日には雨の中を 風に日には風の中を』(米田建築株式会社、昭和55年刊)より


観桜の一つの形

2021-03-27 | 季節の移ろい

散歩道の桜が、満開になりました。

晴れて、気温が上がり、風もない土曜日。きょうはコロナがなければ絶好の ‘花見宴会日和’ だったのに、と残念な思いをした人も少なくなかったことでしょう。

でも ‘一人の歩き花見’ もいいものです。

ゆっくり歩き、時折たたずみ、花を見上げ、カメラを向け、満開を体全体で感じながらまた歩き出す。
これも観桜の一つの形、いえ最高の形かもしれません。

 

 

   

散歩道の “空気いす桜” も元気に花をつけていました。


‘遅咲き’ 水仙がやってきた

2021-03-23 | 季節の移ろい

開きはじめたわが家の水仙が、朝の陽に輝いています。

去年の秋、近くの公民館から球根をもらってきて、花壇の縁に植えたのが11月。4か月ほどで咲きはじめました。

俳句歳時記を見ると「水仙」は冬の季語。わが家の遅植え遅咲き水仙は、いま春の花の仲間入りです。

きょうは朝からカラリと晴れ上がりました。きのうまでまる二日間降っていた雨がウソのよう。
気温も日中、朝より10度も上がる予報です。