巾着(きんちゃく) です。
「奥さんに」 ということで友人にいただいたのですが、わたしが使うことにしました。
オフィスで使う薬・小物入れにぴったりだからです。
名付けてメディ・ポーチ。
江戸時代でいえば、印籠、薬籠の類ですね。
以下のようなものを入れています。 (写真下)
○ハンドクリーム (てのひら、指先がカサカサに乾く。 昔はこんなことなかった)
○MINTIA カフェイン入り (午後眠くなる。 とくに飲んだ日の次の日はつらい)
○目薬 (疲れ目、かすみ目対策)
○仁丹 (爽やかさを演出)
○ウナコーワ (昔からいつもカバンに入れていた)
○ルーペ (画数の多い小さな文字を見る)
○ポケットティッシュ など・・・
このポーチに縦にあしらわれている織物の模様は、 「赤地格子蓮華文錦」 というのだそうです。
飛鳥~奈良時代に、西域から中国を経由して日本に入ってきた紋様で、仏像の着衣にも見られるものとのことです。 (原本は東京国立博物館蔵)
デザインといい、色合いといい、格調高いでしょう?
普段はカバンに入れていますが、もし電車などで他人に気を遣わない無礼者に出遭ったら、取り出して、こう言って目の前に突きつけよう。
「この巾着が目に入らぬかっ!」