オフィス街の昼食の店で、食事中に財布をテーブルの上に乗せておく女性(OL) をよく見かけます。
男性に比べズボンやスカートにポケットが少なく、かといってバッグを持つのは煩わしく、財布を直接手に持ってオフィスを出るからでしょう。
男性の場合は、長財布をズボンの浅い尻ポケットに差し込んで昼食時の街路に出る人を見かけることはあっても (ヒョイと抜き取りたい衝動に駆られる)、財布を店のテーブルに置く人は見たことがありません。
と言いたいところですが、実は最近、見てしまったのです。 男性の ‘テーブル財布族’を・・・。
それも、何ヶ月も間を置かない内に二人も、です。 一人は三十前後の若い男性、もう一人は五十代の男性でした。
今やオフィス街は、 「財布を公共の場で人々に見てもらう時代」 に、本格的に突入したようです。
それに対応しようとしたわけではありませんが、先日新しい財布を購入しました。(上の写真)
これは、これまで使っていた財布。
このオンボロ財布では、いくらなんでも ‘テーブル財布族’ の仲間入りはできそうもありませんネ。
新しいほうならまだしも・・・。
まあ、いずれにしても、今のところわたしは、財布を食事処のテーブルに、昼食を食べる暫しの時間とはいえ、置いたままにしておく気にはなれません。
なにかの拍子に誰かにスッと持っていかれてもイヤだし・・・。
支払い時以外は、わたしは小銭でふくらんだ財布を尻ポケットに突っ込んでいます(二つ折りなので入る)。
つまり、いつも、腹ポッコリ、尻もポッコリ、前後ポッコリで街を歩いているというわけです。