興趣つきぬ日々

僅椒亭余白 (きんしょうてい よはく) の美酒・美味探訪 & 世相観察

町田もその日は雨だった

2011-08-28 | 散歩、時々旅

東京の町田にも、シルクロードがあったのですね。

幕末に横浜が開港すると、ここ町田は、繭や生糸を運ぶ 「絹の道」 の中継地として各地から生糸商人が集まり、市が開かれ、にぎわったとのことです。

 




写真は 「絹乃道」 の碑。 片側は 「此方はちおゝじ」 とあり、反対側には 「此方よこはま」 とありました。
幕末から明治にかけて、内陸部でつくられた生糸が八王子、町田経由で横浜に行き、世界に輸出されていったのですね。


東京の中心部をゲリラ豪雨がおそった一昨日(26日)、郊外の町田でも午後の2時過ぎ雨が降り出し(一番上の写真)、そのあといったん晴れて陽が射したものの(その下の写真)、しばらくしてまた強い雨が降り出しました。

 





その晴れ間をぬい、「絹乃道」 の碑から 「此方はちおゝじ」 方面に歩いて15分、ここ町田市民文学館での 「三田村信行展」を訪れました。
町田市在住の児童文学作家、三田村信行氏の展覧会です。

氏の40年の余にわたる幅広く充実した創作活動の足跡が、数多くの著書とさし絵原画、生原稿、さらには写真や諸資料の展示によって表現されていました。

児童文学に興味をお持ちの方、三田村信行ファンの方、是非いらしてください。 9月25日(日)までです。
http://www.city.machida.tokyo.jp/bunka/bunka_geijutsu/cul/cul08Literature/bungaku/kyabetama.html


嬉し懐かしビアガーデン

2011-08-28 | チラッと世相観察

ビアガーデン に行きました。

ビアガーデンが流行ったのは2~30年も前のことで、最近はあまり人気があるように思えなかったのですが、この日 (25日)、このビアガーデン (千代田区一ツ橋・如水会館) はとても盛況でした。
100ほどある席は予約でいっぱい。  7時を過ぎたころには、人々の笑顔でうまりました。

印象的だったのは、会社帰りと思われる若い人たちのグループが多かったことです。  どっこい、ビアガーデンの未来は明るいのです。

 

 



ビアガーデンの魅力は、なんといっても開放感。
あいにく風が強く、手元の大判メニューも飛ばしかねないくらいでしたが、これも外であればこそのこと。 暑さを飛ばし、逆に心地よい。

若い仲間と (心の若い仲間も含む)、 楽しいひと時を過ごしてきました。