興趣つきぬ日々

僅椒亭余白 (きんしょうてい よはく) の美酒・美味探訪 & 世相観察

たまご酒

2015-03-24 | 美酒・美味探訪

二週間ほど前に、わたしが作ったたまご酒です。
写真を撮って、ブログにアップするのを忘れていました。

卵に、酒(日本酒)と砂糖(少々)だけで作ります。
この三つを小鍋に入れ、よくかきまぜて湯煎にします。

湯煎にするのは、熱し過ぎてはいけないからです。
火がよく通らないと卵の生っぽさが残り、熱し過ぎると酒と卵が分離してしまいます。

コンロの火にかけた大きめの鍋のお湯に小鍋を入れ、かきまぜながら、熱くなり過ぎないように全神経を集中させます。

そして、ほどよく酒と卵がからんだ瞬間、小鍋を湯から離すのです。
このタイミングがむずかしい。いつも失敗するのですが、この日は上手くいきました。


考えてみれば、わたしは小さいころからたまご酒をよく飲んでいました。風邪をひいたといっては作ってもらっていたのでしょう。
たまご酒は身体がぽかぽかあったまるので、寝る前に飲むと、風邪のひき始めには効果的です。

小さい頃たまご酒をよく飲んだのが、わたしが酒好きになった遠因です。(関係ないよ)


先々週作ったたまご酒、いつも買っている地鶏の卵屋さんの、黄身の色の濃い卵で作りました。
仕上がりも黄みを帯びて、美味しそうでしょう?

風邪気味だと家内が言うので作ったのですが、元気なわたしのほうがいっぱい飲みました。