興趣つきぬ日々

僅椒亭余白 (きんしょうてい よはく) の美酒・美味探訪 & 世相観察

幸せの黄色いテントウムシ

2021-06-29 | 菜園の四季

わが家の菜園に、黄色いテントウムシがやってきた。

名前はそのまま「キイロテントウ」。

 

 

 

  

キイロテントウは、なんと、野菜たちの敵である「うどんこ病(葉が白くなって生育を阻害する)」の病菌を食べてくれるという。

キイロテントウは「菜園のドクターイエロー(新幹線の点検車両)なのだ。

と言ったら言い過ぎかもしれないが、少なくともうどんこ病発症の警戒信号は発してくれそうだ。

この際「幸せの黄色いテントウムシ」と呼んでおこう。

 

 


  

菜園からの昨日の収穫物。

写真下部のカボチャは「こなゆきひめ」と呼ばれるホクホク感の強いミニカボチャ。
わが家の菜園で収獲したのは、今年初めて。


ところで、ことわざ研究家、北村孝一氏によると、韓国には

「カボチャがつるのまま転がり込んできた」
 (호박이 덩굴 채로 굴러 들어왔다)

ということわざがあり、
「突然いいものを得たり、幸運と出あったりする。縁起が良い」
という意味で使われるそうだ。(日本でいうと「棚からぼた餅」)

実が黄色いからかどうかは分からないが、カボチャも「幸せと幸運」をもたらしてくれるのだ。
楽しみに食べることにしよう。

ドクターイエロー 
ドクターイエローとの遭遇 - 興趣つきぬ日々 (goo.ne.jp)