興趣つきぬ日々

僅椒亭余白 (きんしょうてい よはく) の美酒・美味探訪 & 世相観察

サツマイモの「つる返し」

2021-08-13 | 菜園の四季

近所に畑を借りて、家内がやっている菜園です。

ときどきわたしも畝(うね)を耕したり、畝のわきに溝を掘ったり、水を運んだり、いろいろ手伝わされています。

 

 

 

この日は、サツマイモの「つる返し」をした日でした。

つる返しとは、畝の外(上の写真で左側)にまで長く伸びたサツマイモのつる(蔓)を、ゴソッとひっぱがして畝の中央部(右側)に持ってくる作業です。

上の写真は、手前から途中までをはがして、畝の右側に寄せたところ。

つる返しをしないと、地面に接したつるの、途中の節から新しい根が発生し、そこの地面に定着してしまうからです。

新しい根が外に定着してしまうと、中央部のメインの根(つまりこれがサツマイモ)を太らす養分がほかに分散してしまうのです。

つる返し・・「鶴の恩返し」ではありません。

 

 


  

中央部のメインの根を、ちょっとのぞいてみました。

もう赤紫色の小さなサツマイモができています。

 

 

 


   

こちらの畝は落花生。

葉が良く茂って、順調な生育です。

いわゆるピーナッツ(南京豆)は種子で、地中で育ちます。

 

 

   

これも地中をちょっとのぞいてみました。(のぞき趣味)

生育の良いピーナッツが、もうだいぶ大きくなっていました。

野菜の子どもたちが、順調に育っています。