先日、わたしの誕生日に、アップルパイを作ってもらった。
アップルパイといえば、中のリンゴが黄色か明るい茶色のものを多く見るが、これはピンク色。
作り手によると、「秋映(あきばえ)」という長野県産リンゴを使ったからだそうだ。
これが秋映。
黒っぽい赤のリンゴである。濃厚な赤といったらいいか。
この濃い赤が、ピンク色を生み出す秘密のようだ。
皮をむいて八つ切りにし、煮るときに、むいた皮も鍋にいっしょに入れるのがポイントという。
こんどピンクのジャムも作ってもらおう。
この秋映のアップルパイとても美味しかったが、生(なま)の秋映をそのままかじっても、水準の高いリンゴでした。