prisoner's BLOG

私、小暮宏が見た映画のノートが主です。
時折、創作も載ります。

「ソローキンの見た桜」

2019年04月02日 | 映画
よく分からないのは、昔の16mmフィルムで撮ったようなザラついた、光の回り方や発色が悪い画面であることで、今どきのデジタル機材でこういうバランスの良くない画面になる方が不思議で、わざとそうしたにせよ、どういう狙いなのか理解に苦しむ。

「フォレストガンプ」ばりのなくなった片脚のエッジのあたりの処理が切り貼りめいたところからして、やはり予算か技術力不足ということになるのだろうか。

阿部純子はアップになると黒目が大きいのが、ぐっと睨むような表情になるとほとんど三白眼めいた独特のきつい感じになり、単純に美人とか可愛いというのとはずれてるのが面白い。
英語のセリフもこなして、現代と過去、洋装や和服、看護師とさまざまな姿を見せ、感情表現がべたつかない。
この人が目当てで行ったのだけれど、まずは当たり。

日本もまだ日露戦争の頃だと捕虜の扱いを遵守して世界の一等国として認められるという意識が強かったろうから、あまり凄惨な対立にはならない。

ドローンで捉えられた松山の桜や城、サンクトペテルブルクの街並みなどが魅力的。

「ソローキンの見た桜」 - 公式ホームページ

「ソローキンの見た桜」 - 映画.com


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