prisoner's BLOG

私、小暮宏が見た映画のノートが主です。
時折、創作も載ります。

「静かなる叫び」

2019年04月20日 | 映画
「ブレードランナー2049」「メッセージ」のドゥニ・ヴィルヌーヴ監督が故国カナダで実際に起きたモントリオール工科大学で起きた銃乱射事件を描く2009年作。

白黒の冷ややかな感触の映像からカナダの寒々しい空気が伝わってくるようで、それは乱射犯の心象風景でもあるだろう。

乱射犯がひどいミソジニスト(女性嫌悪者)で、女性「に」差別されているという被害者意識あるいは妄想の塊というのがいかにもで、単にモテないから腹が立つというレベルを超えた憎悪の塊。正直理解不能で、映画もそれらしい理由付けや解釈は示していない。

被害者側を架空の男女両方の学生に振り分けて描き、血みどろの描写を避けるバランスの取り方。クールでもあるし、やや退屈でもある。

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