昔のバットマンの実写映画化だとチャチさを自分から笑って見せるような方法が今や一回りして新生したポップアート。
主人公が破棄された地下街で落書きしたりするのだが、ストリートのグラフィティを技術的に思い切りアップグレードした感もある。
日本の可愛い系女の子キャラが出てくるのは今さら驚くこともない話かもしれないが、あまりにそのまんまなのには驚く。
スパイダーマンを黒人にしたのを含めて多彩な平う世界を多様性に結びつけたわけね。
平行世界ものの世界感を生かしながら、それぞれの生き方の肯定という現代そのもののモチーフを忍び込ませる巧みさ。
「スパイダーマン スパイダーバース」 - 公式ホームページ
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