ややわかりにくいのが当時のフランスならではの政治的状況で、特に五月革命というのがどういう経緯で起こったのか、どういう影響を残したのかご存知という感じであまり突っ込んで描いていない。
裕福な家の出のゴダールが政治的に先鋭化し、両親に見放されて育ったトリュフォーが商業主義あるいは古典的な映画作りに回帰するというのがありがちだが皮肉。
ヌーヴェルヴァーグが時代の寵児として注目され商業的に成功していた時期がごく短いのが並べて年表的に描くとわかりやすい。
「ふたりのヌーヴェルヴァーグ ゴダールとトリュフォー」 - 公式ホームページ
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