ハンドルネームで呼び合う仲間たちと
京都へ行って来た。
7月18日まで開催されている千總コレクション・
「小袖と屏風」を見に行くための京都入り。
たまには「和の文化」にも触れてみようということで。
朝起きたら土砂降りの雨。
「私たち晴れ女なのになぁ・・」とがっかりしていたら
時間が過ぎると雨は上がった。
京都でもほとんど傘をささずに過ごすことが出来た。
京都に着いたのが12時。
先ずは祇園で食事をした。
予約を入れていたので
小さなお部屋に通されてそこで「京料理」を食べた。
部屋から見る庭はとても落ち着いた雰囲気。
池にはたくさんトンボが飛んでいた。
それから京都文化博物館で開催されている
千總コレクション「小袖と屏風」へと出かけた。
「千總」は1555年創業の京友禅の老舗。
その千總が収集してきた「小袖や屏風」約150点が
紹介されていた。
最高の技術で作られた格調高い文様の小袖と
京の町衆と結びつきの強い屏風が一同に展示され圧巻だった。
展覧会は3部構成。
「近代の千總・新機軸の悠然染」と題された1部。
2部の小袖。 3部の屏風。
型紙を使った型友禅
海外の万博で評判を集めたビロード友禅など
明治・大正時代に千總が手がけた作品を紹介するコーナー。
明治時代に先見の目を発揮した十二代目当主、西村總左衛門は
岸竹堂らの地元日本画家に友禅の図案を依頼し
マンネリ化したしたデザインを一掃して京文化を再興したとか。
そうして千總と画家との繋がりが深まりコレクションが増えたようだ。
小袖は華麗な刺繍が施された
友禅独特の繊細な表現のものが目立った。
展覧会では文様の変化や流行の変わり方を感じることが出来た。
幾多の困難を乗り越え、450年の歴史を積み重ねてきた
京の老舗の「最高の友禅をつくるため」の拘りを見せていた。
それから烏丸御池の「新風館」でお茶して、四条通へ
祇園祭の山鉾を見に行った。
道路の脇で17日の祇園祭の
山鉾巡行のための準備が進められていた。
京都が最も暑い季節に迎える最も熱いお祭りだ。
山鉾は全部で32ある。
それがクライマックスの17日には
河原町通、御池通、四条通、烏丸通と巡行していく。
京都の夏の幕開けである。
それから梅田に戻って、少しショッピングしてハービスエントに行った。
今日の楽しいイベントに乾杯してディナーした。
子供が小さい頃は夕食までに帰宅していたが
最近はもう遠出したら、ディナーまで済ませて来たくなる。
ゆっくりご馳走を食べながら、お酒も飲んで。
ここのお店、ハービス・エントでは初めて。
拘りの和食を食べさせてくれた。
私たちの会話はいつも面白い。
お酒が入るとテンションが高くなる。
「もしもナンパされたら・・・・」なんて話になって。
年齢制限、容姿もここまでなら許せるという範囲を言い合う。
素敵なマダムは夜の街にいてもナンパなどされたことがないのに
そんな「もしも・・・」の話しで、お茶だけなら「行く?」「行かない?」と
本気で話す私たちの幼稚さ。
今日もあることに1000円賭けた。
とってもつまらないことだけれど、誰が当てるか1000円の賭け。
地元だから帰りも一緒だ。
「私たちやっぱり晴れ女だわ」
そう言いながらシンデレラタイムの帰宅に駅へと急いだ。